今日は日曜日。
やっと連休の最後だぁ。
国で勝手に決めたこの連休って、マジでウザい。
で、ウザいついでに
ウザいカレーのＣＭと、花の値段について長いうだうだを…。
毎年、この時期のカレーのＣＭが大きらい。
子供とお父さんが、お母さんのためにカレーを作る。
でもそれって、今の時代特別なことじゃないし。
今って、台所に立つお父さんって多いから…
このシチュエーションって、何十年前の？？ って、思った。
…時代を反映してないんじゃね？？
このＣＭの家族の在り方みたいなものが、ものすごくそらぞらしくて
実はちょっとだけ嫌悪してる……。
それよりなにより、一番気に入らないのは
わざわざＣＭに「母の日」を持ち出すこと。
大多数の家は母の日でお祝いするだろうけど、
少数派は無視かい？ …みたいで気になる。
ものすごく、気になる。
父母の揃ってることが普通だった、Ｍの小さい頃。
図工の時間に「母の日のためにお母さんの絵を描きましょう」と先生が言う。
病気でお母さんを亡くしたばかりの同級生が、ちょっと困った顔をする。
先生は「元気なころのお母さんとか、お婆さんでもいいのよ」とやさしく言うけど…
Ｍは子供ながらに、その子に同情しながらも、ものすごい違和感を感じていた。
先生は何とも思わなかったんだろうか？？
それとも、それが授業だから、やるしかなかったのか？？？
当時は、その違和感が何かは分らなかったけど、
大人になってから気づいた。
病気でお母さんが亡くなったなら、
もしかすると、最後のほうは苦しい顔をしていたかもしれない。
そんな顔が子供の目に焼き付いてたとしたら……むごいことだ。
しかも、親のいない子どもに、父の日、母の日を強要するって、
すごく残酷だよ？？
確かに、亡くなった父母に対する感謝であっても、
個人の気持ちを強要するのって…何か違うダロ…。
今回の震災で両親を亡くした子供が１００人以上いるという。
彼らの悲しみや喪失感は察するに余りある……
実際、Ｍはその子たちに対して、どうしていいのかわからない。
結局は、震災時のあしなが基金として、
お金で援助するしかないのかな…と思って、積極的に募金箱を探す。
で…
母の日って、日本では祝日じゃないはず。
全世界に「母の日」はあるけど、
普段から感謝の気持ちがあるなら、わざわざそんな日を設ける必要はないし。
結局、感謝の気持ちを喚起するための日…ってカンジ。
日本では、この日の１週間前から、カーネーションに限らず、
花の値段が全体的に１．５割以上高くなる。
それなのに子どもたちは、わざわざ高くなったカーネーションを買ってくる。
かわいそうに…なけなしのお金を使って、わざわざ高いものを買わされるなんて。
普段ならもっと安く買えるのに。
ホント……母の日なんて迷惑なだけ。
やりたい人だけ、ひっそりとやりゃいいのよさっ！
しかも、わざわざＣＭで仲の良い家族像を作らなくてもいいっちゅうの！
…と、母親Ｍは母の日にネガティブになるのであった。
