北海道はすっかり涼しくなってしまって、
日が沈むのも早くなってきたカンジ。
もう夏はどこかにいっちゃったのね……。
子ども達も二学期。
……って、我が家には小さい子供はいないけど、
夏休みが終わったころのことをフと思い出した。
休みの間に必ず本を1冊は読みましょうってことで、
読書感想文は夏休みの宿題に入っていた。
Mは、本を読むのは嫌いじゃなかったけど、
読書感想文を書くのは嫌いだった。
いまでもそうだけど、感想文を書くのは苦手……
ボキャブラリーが少なすぎ。
小さいころに沢山の本を読んでいたら、
そのくらいは難なく解消されていたんだろうな、と思う。
そんなわけで語彙が増えないまま大人になる。
でも、本を読むのは好き。
この矛盾たるや……
要するに頭がわるいってことか。
で、読書感想文に何を書くかといえば、
感想ではなくあらすじ。
ほとんど凡人のコが同じことをしていた。
先生が「読書感想文というのはあらすじをかくものではありません」
と、読書感想文を返しながらみんなに言っていたっけ。
この涼しい風の中、小学生の夏の終わりを思い出しながら、
ひとりでにやにやしてしまった。