プラスアルファ

今の日本はおかしい。
規制緩和して日本を売るつもり?
不安な思いをウダウダ書き散らす日記

覚悟

2022年10月09日 12時53分29秒 | 日常うだうだ

すっかり更新ができなかった……。
先週、いきなり旅行へ出かけたので、
一週間がバタバタ~~~っと過ぎ去っちゃった。

本当にいきなりの旅。
しかも無計画な……。
それはもう、Mたち夫婦の生きざまそのものってカンジ。
無計画。
そのひとことに尽きる。うん。

2日の夜、ダーが「明日の午後から木曜日まで休みだから、
車もって仙台まで行ってみない?」と、のたまった。
仙台は今年の7月に飛行機で行って、息子家族と会ってきたばかり。
その時はレンタカーでアチコチ見て歩いたけど、
ダーは前から自分の車で青森から仙台まで行ってみたいと言っていたので、
仕方なく? お付き合いした。
Mは飛行機でササ~~っと行って、ササ~~っと帰ってきたいタイプなんだけどぉ。

ダーが仕事に行っている間、旅行に行くなら陰性証明が必要かもと思い、
検査をしている機関に問い合わせて、2件目で午後からの検査の予約ができた。
午前仕事を終わらせて帰ってきたダーと、すぐ検査をしに行き、
陰性証明をもらい、当日乗船するフェリーの予約をした。

ダーは青森から南下すると言ったが、Mは函館まで行ってからのフェリーは
時間的に読めなかったので、まずは仙台まで行ってからの北上が良いと言い、
M案が採用されることになった。
決まったのは出かける寸前。
で、仙台行フェリーは大奮発してベッドのあるお部屋をとった。
トシだからきちんと眠れないと、翌日が……ね。
お陰様で船の揺れでベッドがフワフワして気持ちよく眠れた。

翌朝、部屋のテレビで北海道でJアラートが鳴っていることを知る。
船内では全くその音はしなかったのでニュースにびっくり。
ったく、子どもが独裁してる国はどの国も手に負えない。
それでもまぁ、なんとか無事に仙台に到着してヨカッタワ。

仙台に着いてすぐ仕事中の息子に連絡。←迷惑な親。
いきなりの訪問にビックリしていた。
そらそうだ~。笑
その後、嫁ちゃんのいる家に北海道の新米を届け、
もちろん嫁ちゃんもビックリ。

上の孫っちは平日なので学校。残念ながら会えなかったけど、
その日偶然、幼稚園を休んでいた下の孫っちには会えた。
帰り際、泣きながらヒシっと抱きつかれて後ろ髪をひかれながらも、
北に向かって車を走らせた。
泊まる宿は何も決めていなかったので、
途中で今夜の宿を予約。
気仙沼で一泊することにした。

陰性証明を持っていたので、
二人で朝食付き4千円で泊まることが出来て、
2千円の商品券までいただいた。
こんなに安くておまけつきって凄すぎる。

翌日はまず大島まで行ってみた。
平日だからどこものんびりしていていいカンジ。
そしてまた更に北に向かう。
一本松のある記念公園を散策して、
アチコチ立ち寄って、札幌の娘夫婦と孫っちと友達にお土産を買い、
ドライブ途中で青森駅近くに今夜の宿を予約して目的地にした。

ただ、陰性証明は2日しか有効期限がないので、
北海道東北割引の対象外なんだけど、
宿情報は全部安いものしか出てこない。
埒開かないので正規の値段がわからないまま、
えいっ! と予約した。

青森に着いたのが午後7時。
そのまま翌日のフェリーの予約に直接フェリーターミナルへ。
するとなんと、明日午後6時まで予約がいっぱいとな。
午後6時に乗船すると、函館に着くのが9時半くらいで、
その後札幌までとなると家に着くのは午前さま……
ダーは札幌市内で仕事が入っているゾ。
おバカ過ぎて思わずフ……っと、笑ってしまった。

帰りのフェリーはダーが予約することになっていたのに、
帰る前日というところが何とも無計画。
取り敢えず、明日の朝便のキャンセル待ちということで、
その日宿泊するホテルに向かった。
陰性証明は使えなかったけど、もともとリーズナブルで、
駅前というのに二人で素泊まり1万円ちょっと。
お部屋は広くてシングルベッドがセミダブルサイズだったので、
とても快適に過ごすことが出来た。

そこで翌日のフェリーについて会議。
大間まで行けば1時間半で函館に行ける。
ただ、大間までは3時間かかる。
という検索結果をもとに、さて……どうするか。

取り敢えず朝のキャンセル待ちがダメだったら、
大間までドライブがてら行ってみない? マグロも食べたいし。
なぁ~~んて言いながらも、
大間でもダメならまた戻って夕方船に乗って、夜に函館から札幌まで
走ることを考えると、若いころなら楽しかったかもしれないけど、
もうこのトシになると憂鬱でしかないワケで……。

そして翌日。
6時にフェリーターミナルに行き、
8時半のキャンセル待ちをすることにした。
車に戻って待っているときに、ふと海を見ていると……
あれ? もしかしてあれはもう一つの船会社??
こんな近くにあったの? ちょっと行ってみない?? とダーに言うと、
どうせ混んでるから無駄かもよ? なんてマイナス発言にもめげず、
ダメもとだから行くだけ行こう。
ってことで、行ってみるとなんと、
10時の便があるという。ラッキー。

8時の乗船予約まで車で待つことにして、
その間に別の船会社のキャンセル待ちをキャンセルした。
無事に明るいうちに乗船できることになってヨカッタ。
ついでにひとり450円を追加してビューシートにしてもらい、
これまた快適に津軽海峡を渡ることが出来て、
その日の夜には無事我が家にとうちゃこ。

全てが一か八かの旅。
久々に刺激的だったぁぁぁ。
イイトシして、何やってんだか……って思いながら、
よぉ~く考えてみると、
ダーとの人生二人旅も同じだ! と改めて気づいた。
毎日が一か八か。

ま、人生に確実なことなどなにもないのよね。
そもそもこの大地は揺れるし、台風もあるし、
戦争もあるし、太陽フレアもあるし、
もしかするとポールシフトだってあるかもしれない。
そんな不確かなうえで生きているということは、
何から何までキッチリ計画を立てて実行するのは難しい。

みんなが明日があると思いながら生きていて、
将来のための貯金とか、将来のための計画とか、
当たり前のように思いながら暮らしているけれど、
明日も確実に今日と同じくらい幸せな日を過ごせるかといえば、
絶対ではないワケで。

それにしても、
先日から国会ネット中継を耳だけで聞いていると、
なんだかもう……
あ、これを書いてしまうと長くなるのでやめとこ。
今の日本の在り方とかいうよりも、
色んな意味で今までとは違う常識で進みそうな未来がくると思う。

今回の無計画旅はそんなことを考えるいい機会だった。
で、
この先、生きていくのに備えるものは何かということに気づいた。
それは……

覚悟。

でも面白いなって思ったのが、
覚悟っていうのは、ある意味計画でもあると思った。
いろんな想定をしておかなければ、覚悟もできないもんね。


無計画旅から帰ってきて、
なんだか落ち着かない日々を過ごしている。

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