さをりの森 森の妖精ブログ

大阪和泉市にある「さをり織り」の教室、「さをりの森」のスタッフが綴る、森の仲間たちの様子やちょっとしたお話など。

卒園製作

2012年11月15日 | 森の妖精便り

さをりの森で夕陽が2つ見えるスポットで、橙色に包まれる瞬間が大好きなスタッフ吉野です

 

毎年、秋から冬にかけて訪れる、可愛いお客様たち。

さをり織りのタペストリーを織りに、幼稚園の年長さんがいらっしゃるのです。

 

まずはみんなで講師の説明を聞きます。

幼いながらも真剣なまなざしで、手順を一生懸命、覚えていくのです。

「糸のトンネルにお舟(シャトル)を通して~」

「ギュッと(ペダルを)踏んで~」

「ぱたん」

手順は3つなので、ほんの数分でたいていの子は覚えてしまいます。

 

説明が終わると、さっそく織り織り。

小さな体で大きな織機に向かい、パタンパタンと織りすすめていく姿は

とてもいじらしくて可愛くって…

 

糸はあらかじめこちらでボビンに巻いて準備をしているので、

好きな糸や羊毛を選んで、どんどん布に織り上げていくんです。

個性あふれる作品は、みんな違ってみんなイイ

 

好きに好きに織った作品と子供達の笑顔がとっても可愛いこと

そう、本当に可愛かったのに…

写真を撮りそびれてしまった…

 

お気軽クラスに来られるお客様の中でも、「幼稚園の時に織りました」

と、おっしゃる方がいらっしゃいます。

いつまでたっても楽しかった想い出として心に残ってるんですね~。

また、いつか。

大きくなったお客様たちに会えますように