9.8仙台ジャズフェステバルの演奏風景です。
今年中に想定されている衆議院総選挙でかなりの票数、議席を獲得するだろうという「維新の会」公開討論会の内容です。ここでも内容が評価されていますが、マスコミが太鼓もちのように無批判に持ち上げ、報道して結果です。彼らが重視している政策は教育問題、教師の統制、憲法改正、議員定数の半減などは非常に危険な政策課題です。旧自民党安倍内閣が掲げた政策と同じです。自民党の中でも保守派といわれるような政策を掲げています。
教育に対する政治の統制は過去において、自民党がやりたくてやりたくてもなかなか、出来なかったことです。歴任認識の改ざん、教科書検定の強化、教師に対する「君が世」の斉唱強要などです。彼らの狙いは非常に明確です。旧日本軍が教育勅語、教育の軍事統制を強め、戦争が出来る国家、国民、国民意識の醸成を行うことです。当然、靖国参拝も行う。中国侵略も認めない、従軍慰安婦問題もなかったと平然と言っています。このような、歴史認識の変更、否定は韓国、中国、東南アジア各国との外交摩擦を引き起こします。外交関係が悪化すれば、当然、経済問題に発展をします。それで、日本は生きてゆけるのでしょうか。
このような勢力が、どのような政策を掲げ、何をしようとしているかがほとんど報じられていません。その結果、威勢のよい既成政党批判、公務員攻撃、批判などだけが流され、面白おかしく、脚光を浴びています。関西地区でも彼らの主張、本質がよく分かっていないのかもしれませんが、関西以外では更に分からない状態にあるのだと思います。大阪維新の会の政策、本質を多くの市民、選挙民に知らせることが急務ではないかと思います。
維新の会「公開討論会」
地域政党・大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)が9日、近く結党予定の新党「日本維新の会」の党綱領とする基本政策「維新八策」について国会議員らと意見交換した公開討論会。
出席者は「価値観が共有できた」と口をそろえたが、身内からは「緊張感がない」などと冷めた声が漏れた。
「リラックスムードで、お見合い気分で付き合っていただければ」。冒頭、橋下代表はそう呼び掛けた。
当初の筋書きでは、合流を目指す国会議員らに政策の“踏み絵”を迫るはずだったが、目立った意見対立はほとんどなし。傍聴した維新の大阪府議は「内定者懇談会のような雰囲気」と拍子抜けした様子だった。
公開討論会をネット中継で見ていた新藤宗幸・東京都市研究所常務理事は「全く討論会になっていない。参加した国会議員は、最初から維新に合流を内諾している人たちで、維新八策をPRするパフォーマンスに過ぎない」と指摘。ある維新府議は「新党結成のため数合わせで集まった人たちだから、維新の政策をのんでくれれば誰でもいいんだろう」と語った。
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