歴史認識のずれがこれほど大きいのかと思わせる発言です。中国と日本で領土問題をめぐって、これだけ問題が大きくなっているときの政治指導者の発言とは思えない国際感覚のなさです。問題を解決し、沈静化させるのではなく、傷口に塩を塗りこむがごとき感覚には唖然とするばかりです。いたずらに相手国を刺激し、問題を複雑化するばかりです。
問題は、歴史認識での日本側の問題です。また、領土問題は、正々堂々と主張すべきことを歴史的事実に基づき、述べる中で、両国の認識を修練させる以外はありません。軍事的な衝突などはあってはならず、軍事衝突を引き起こすことで解決するような問題でもありません。軍事衝突がきれば、尖閣列島問題ではなく、中日両国の関係は決定的に破壊されます。
このような人物が自民党総裁候補である点こそが不幸であり、日本政治の弱点です。このような人物が政権党になるかもしれない政党で中枢にいることを批判し、世論の声で包囲し、孤立化させることが重要ではないかと思います。
<自民党総裁選挙候補者の発言>
自民党総裁選(26日投開票)に立候補している安倍晋三元首相(58)、石破茂前政調会長(55)は24日午前のTBSの番組で、沖縄県の尖閣諸島など離島防衛を念頭に、米海兵隊と同様に緊急展開できる機能を持つ新部隊を自衛隊に創設すべきだとの考えを示した。
安倍氏は「島嶼(とうしょ)防衛では、島がもし占領されたら、兵隊を送る部隊を持つべきだ。陸上自衛隊に置いてもいい」と述べ、石破氏も「海のある国は持っている。日本だけが持たなくていいのか」と強調した。
これに対し、石原伸晃幹事長(55)は「海兵隊自体は否定しないが、外交的努力とあいまって離島を守る姿勢を示していかないといけない」と創設に慎重な姿勢を示した。林芳正政調会長代理(51)も「将来的に検討すべき課題だ」と述べるにとどめた。町村信孝元官房長官(67)は出演しなかった。
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問題は、歴史認識での日本側の問題です。また、領土問題は、正々堂々と主張すべきことを歴史的事実に基づき、述べる中で、両国の認識を修練させる以外はありません。軍事的な衝突などはあってはならず、軍事衝突を引き起こすことで解決するような問題でもありません。軍事衝突がきれば、尖閣列島問題ではなく、中日両国の関係は決定的に破壊されます。
このような人物が自民党総裁候補である点こそが不幸であり、日本政治の弱点です。このような人物が政権党になるかもしれない政党で中枢にいることを批判し、世論の声で包囲し、孤立化させることが重要ではないかと思います。
<自民党総裁選挙候補者の発言>
自民党総裁選(26日投開票)に立候補している安倍晋三元首相(58)、石破茂前政調会長(55)は24日午前のTBSの番組で、沖縄県の尖閣諸島など離島防衛を念頭に、米海兵隊と同様に緊急展開できる機能を持つ新部隊を自衛隊に創設すべきだとの考えを示した。
安倍氏は「島嶼(とうしょ)防衛では、島がもし占領されたら、兵隊を送る部隊を持つべきだ。陸上自衛隊に置いてもいい」と述べ、石破氏も「海のある国は持っている。日本だけが持たなくていいのか」と強調した。
これに対し、石原伸晃幹事長(55)は「海兵隊自体は否定しないが、外交的努力とあいまって離島を守る姿勢を示していかないといけない」と創設に慎重な姿勢を示した。林芳正政調会長代理(51)も「将来的に検討すべき課題だ」と述べるにとどめた。町村信孝元官房長官(67)は出演しなかった。
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