国民多数は、戦争法案の本質を理解しています。
安倍、自公政権が戦争できる国にしたいと考えていることを正確に見抜いています。また、憲法違反の法案であることもです。どうしてか、それは法の専門家である憲法学者がこぞって憲法違反であると言明していること。また、憲法が軍隊を持つこと、その軍隊が海外で戦争することを禁止していることを理解しているからです。細かい法案の内容を理解したら反対したり、賛成するということではありません。また、戦争をすれば、前線で戦うのが自分であり、子供であり、孫であることを正確に理解しています。安倍、高村、北側など自公政党の議員、子孫が安全なところで戦争遂行の命令を出し、のうのうと生き延びるだけの人間であることも知っています。
マスコミが戦争法案の説明が足りない。丁寧な説明をとーーー主張するのはこの戦争法案が憲法違反であり、法案としてふさわしくない。そう安倍、自公政権が恐ろしくて「言えない」ので丁寧な説明を!法案の内容は国民が理解できないと。そう表現することで、この法案を批判し、撤回または、廃案を示唆しているのだと思います。
安倍が言う「理解できていない」ーーこの安倍の言葉は、理解しているがこの法案に賛成してもらえないとの気持ちを込めています。国民が理解したうえ、反対しているのでと安倍自身が認めることができないので、「理解できていない」と表現しているのでしょう。したがって、いくら説明しても国民が賛成に回るはずもないことは安倍、高村、北側などは100%理解しています。支持率が下がっても困らないのは高村などの確信犯で、選挙に出る可能性がない人物です。安倍は、9月の総裁選挙に出たいので支持率が下がると困ると考えています。いずれにしても日本と、日本国民多数のことを考え得て政策提起しているわけでないことは明らかです。岸の孫かどうかなどはどうでもよいことです。