侵略戦争を引き起こした国は、侵略と戦争犯罪で被害を受けた国、人々に謝罪し、再び、そのような侵略、戦争犯罪を防止する政治的な確認が求めら続けます。当然のことです。侵略戦争の罪科は、戦争が終了すれば消え去るものではありません。形を変えて戦争後の世界、関係国の戦争を防ぐための日常不断の努力が要求されます。だからこそ、侵略行為、侵略戦争などを絶対に行ってはならないのです。
<朝鮮日報>国連事務総長 慰安婦問題巡る韓日合意の履行促す
【ジュネーブ聯合ニュース】国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が旧日本軍の慰安婦問題をめぐる昨年末の韓日合意について、国連人権メカニズムに従い忠実に合意を履行して初めて被害者の痛みを癒すことになるとしながら、日本に合意の履行を求めた。
潘事務総長は29日(現地時間)、スイス・ジュネーブの国連欧州本部で開かれた国連人権理事会第31会期のハイレベル・パネルで演説し、「平和と安保は人権が保障されなければ存在することができず、持続可能な開発も平和と安保が担保されなければ不可能だ」とした上で、慰安婦問題をめぐる韓日合意に言及した。同合意はどれほど歳月が流れようと被害者の苦痛を癒す必要があるということを示したとし、「国連人権メカニズムに基づく忠実な合意履行により、被害者の痛みを癒すことを願う」と述べた。
また、北朝鮮で「体系的な広範囲な人権違反行為」が行われており、国連関連機関の調査でもそうした事実が確かめられるとしながら、「日常的に人権を拒否する国や政府の挑戦を正すべく、(持続可能な開発のための)2030アジェンダの精神に基づき、国連が引き続き努力すべきだ」と呼びかけた。