春風駘蕩

いつの時代でもこうありたい

ねんきん定期便

2010年01月12日 | 日記
日本年金機構から「ねんきん定期便」が届いた。封筒の表には、「社会保険庁が廃止され、平成22年1月、新たに
『日本年金機構』がスタートしました」とあり、「よくわからないことや疑問な点があれば、『ねんきん定期便専用
ダイヤル』にお電話ください」として専用の電話番号を記している。

同封書類の1枚目には、住所、氏名、基礎年金番号、生年月日のほか、「これまでの年金加入期間」「これまでの保険
料納付額」を記載しており、これを見ると、これまで自分がいくら保険料を納めたのか総額がひと目でわかる。

2枚目は、「年金加入履歴」で、勤め先の名称、資格取得年月日、資格喪失年月日、加入月数を記載しており、3枚目
以降に、年別、月別の標準報酬額と納付額を詳細に記載している。

なお平成15年4月からは、賞与についても毎月の保険料と同率の保険料を納めることになり、標準賞与額の記載が新た
に加わっている。

日本年金機構は、同封書類の各ページで「記載内容に『もれ』や『誤り』がないかご確認ください」と何度も呼びかけ
ており、年金事務に対する信頼の回復に努めている様子がうかがえる。「消えた年金」問題以来、社会保険庁に対する
国民の不信は頂点に達したが、この事例は、政治家や国民が本気で動くと不親切な役所仕事も変わるのだということを
実証したよい例といえる。