春風駘蕩

いつの時代でもこうありたい

家事手伝い

2010年03月04日 | 日記
家事手伝いが退職後の私の仕事になった。自由な時間ができたのも理由のひとつだが、それよりも67歳の妻が膝関節症の
ため杖を必要とし、これまでのように自由に家事ができなくなったからだ。私には、洗濯、掃除、買い物、ごみ捨てなど
はできるが、肝心の料理ができない。料理ができるようになるまでは「手伝い」でしかない。

家事手伝いの一日は、7時起床、朝食の手伝いから始まり、後片付け、植木鉢の水遣り、洗濯物干し、天気がよければ
布団も干して、それから部屋の掃除、これが午前中の仕事。

お昼前後に少し時間ができるので、その時にゆっくり新聞を読み、必要なときには近くの図書館にも行く。午後2時ごろ
遅い昼食を済ませ、その後、洗濯物や布団を取り込む。夕食の手伝い、後片付け、ごみ捨て、入浴、就寝、これが一日の
仕事だ。

仕事の流れをメモ風に記していくとこうなるのだが、ひとつひとつの仕事の中身はそう簡単なものではない。例えば、掃除
にしても単に掃除機を動かせば済むというものではない。テーブル、ソファー、テレビ台などを動かすにはかなり力がいる。
とくに毎日料理をするキッチンのところの床は汚れが目立つので雑巾でよく拭かなければならない。2人暮らしなので、
トイレ、風呂、洗面台などは毎日掃除をする必要はないので助かる。

家事の手伝いだけど、これを実際にやってみると、かなりしんどい。つくずく思うのは、主婦の仕事って本当に大変なのだ、
ということ。これに子育てなどが加わると、とんでもない労働になる。世の男性の皆様、お勤めも大変でしょうが、家事を
預かる奥様に対し更なる感謝と協力を・・・。