バーバの極楽トンボ

さー傘壽を超えた・・今からももうひと飛び

狐の嫁入り・・

2007-07-08 12:25:44 | トンボの徒然ダイアリー
  夜目遠目傘の中・・・
 しとしとと降る梅雨時の雨でも、こんな美しい言葉があったなんて・・  日本人の感性はすばらしい。

私も今から67年も前の光景が浮かんでくる。

我が家は市内一番の繁華街に位置していた。  
梅雨時は外で遊べないので二階の窓から、唐傘や蛇の目傘を透して歩く大人の人を眺めて過ごしていた。

梅雨時にはしばしば「狐の嫁入り」の幻想的な時間があった。
 
それは、小雨が降るのに薄日がさし、美しい蛇の目を透して雨ゴートを着た女の人がゆっくりと歩いている・・・なんとも夢の中にいるような一時だった、 まるでそのフアフアと歩く人が魔法使いの様に思えそのまま 童話の世界に入っていったものだった。

今は蛇の目傘が高級品となってしまったようだ・・ ましてや今の季節の中に「狐の嫁入り」は存在しているのだろうか??

なんとも寂しい気がする。

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3 コメント

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Unknown (りんどう)
2007-07-09 09:25:18
キツネの嫁入りは懐かしい響きですね。
子供の時には、よく言っていました。
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何年も昔の言葉かな?? (極楽トンボ)
2007-07-09 13:06:26
りんどうさん  コメント有り難う御座います。
いろいろ考えて
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まだまだPCに遊ばれてます・・ (極楽トンボ)
2007-07-09 13:15:24
りんどうさん  尻切れトンボになっちゃってゴメンナサイ。
いらったつもりもないのに勝手に行ってしまうなんて・・(x_x)

この「尻切れトンボ」も、考えてみると古い言葉でしょうか・・

でも、やっぱり日本語って素晴らしいですね。

なにか、思い出す言葉があれば教えてください。

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