バーバの極楽トンボ

さー傘壽を超えた・・今からももうひと飛び

京都 一人旅

2007-10-26 11:55:16 | トンボの旅日記
スッキリ晴れ渡った秋空に飄々と浮かんでいる雲に誘われて京に行くことにした。。
一人旅は気ままなもの、何となく港町神戸に降りてみたくて途中下車。

ブラブラと三宮から元町を歩いた、やっぱりこの街はシットリと落ち着いている。高年齢の紳士淑女(こう呼びたくなる・・)が優雅に語らいながら歩いている。

私はエトランゼ・・・・これも一人旅の醍醐味・・

洋上に浮かぶ豪華客船をイメージして建てられたホテル・・
その海を隔てた若者の街モザイク・・ここも異国情緒を感じさせられる。

ブラブラ歩いて元町に戻り、何時もここでしか食べられないホントの味の「明石焼き」を食べ、いつものように美味しい珈琲で締めて半日の楽しみを終えた。

翌日、京の朝、ブレックファーストはモーニング珈琲から始め一日の朝食でお腹を一杯にして準備万端、今日の活動に備えた。

市バスの一日フリーパスで出発した一人旅の第一歩・・これが私にはたまらなくワノワクする瞬間。

最初に訪れたのは、京の北に位置する鷹ケ峯、その近くには光悦寺もあるがこの度は秋の風情に触れたくての旅なので、源光庵を訪れた。
「山寺の和尚さんが・・・」の童謡に出てくるようなススキと秋の花紫苑・・

広くもない境内は写真を撮りに来る人の姿がウロウロしている。
サワサワと風に揺れているススキのそばに見事に乱れ咲いてる萩の花木があった。

春の花の百花繚乱も良いけど、秋の草花のひっそりと咲き誇っている姿も良い。
このあたりはバスの便も少ないとか、やっとやって来たバスに飛び乗った。

行き先は哲学の小道から一寸入った大豊神社・・ここはネズミを祭っているとかの話を聞いて行ってみることにした。
哲学の小道は何時もあるくけどこんな静かな神社は知らなかった。
来年が子年とかで結構参拝する人もあった。

神社の入口にある灯籠には沢山のネズミ達が御神輿を競って担ぐように争っている様に想像できてウキウキしてきた。



神社の奥にナントネズミの狛犬があった。



その傍にお猿さんと鷹の狛犬もある


何とも言えず不思議な気持ちになった。  でもとても静かな神社で心がホッとするひとときでもあった。

神社を後にして元の小道に帰ったところで変わった喫茶店を見つけた。



所狭しとぶら下がっている着物をくぐり抜け、狭い椅子に掛けて「珈琲を・・」
風変わりな女主人が・・珈琲を点てながら
「お客さんはお孫さんのお願いでっか?」 私・・??
「う??え??」   女主人
「ここのお宮さんは子だからと安産の神さんでっしゃかいなー」

そんな・・もう手遅れだー・・
考えてみるとここはネ・ズ・ミの神さんだったんだ

相変わらずのボケトンボ・・・でも後味の良いたびだった。



やっぱり猫が好き

2007-10-21 11:40:55 | トンボの徒然ダイアリー
すっかり秋になりましたね。
六時過ぎに目覚めても居心地の良いベッドでモゾモゾする毎朝・・

子供の頃は捨て猫を拾ってきては母にしかられていたことをよく思い出す。
そんなネコ達は子供だった私のお布団に何匹も進入する、夢うつつに布団の中での陣とり合戦の末、私はオッポリ出され明け方の寒さに目を覚ます毎日だった・・、
そんな猫との深い繋がりがあったからこそ私たちを助けてくれたんだ・・と・・

極楽トンボの私は家を留守にすることが多く猫と同居は無理

今は友人宅の猫ちゃんで我慢・・ガマンしている。
この猫ちゃんの関係も又おもしろい。
白い猫ちゃんが女王様で黒い猫ちゃんがナイトと二匹の中では暗黙の了解があるらしい。
それが壊れたときの二匹の話を聴くのがまた、楽しい・・

飽きもせず逢えば「ネコ達元気?・・」の会話から始まる日常・・
この平和   素直に感謝だ・・


逢いたかったお馬ちゃん

2007-10-14 18:18:15 | トンボの旅日記
二年も前からどうしても行きたかった馬の養老院
新幹線、瀬戸大橋線、土讃線、土佐くろしお線と四つの路線をつないで4時間ほどで高知県の須崎の町についた

児島からら四国の多度津まで瀬戸内海の上を走っていった
電車の窓から幾つもの小島を渡って進むのは何とも言えず快適な気分だった。
その日の夕食は回転寿司のにぎり寿司にした。
秋刀魚と太刀魚のにぎりは絶品であった

翌朝 待望の土佐黒潮牧場へと路線バスに乗った。
40分ほどで牧場に着いた。
牧場は10頭ほどのサラブレッドが牧舎に入っていた

どの馬も毛並みはつやつやしていて美しい姿で凛としていた

その馬の姿をみていると人間世界の不自然さをつくづく情けないなーと痛感した。
何時までも不自然に生き長らえて人間の尊厳も意地も無く生かされているように思える。

自然界に生きているものは自然の法則に従うのが一番美しい生き方ではないか・・と
可愛そうにペット達も人間の欲望のために生かされているのではないかと考えてしまう。  

このネコ達はこの牧場で馬達と一緒に自然界の定め通り天寿を全うできる幸せ者なのだと・・ 羨ましく感じた。 

老いてますます盛んなり・・

2007-10-07 11:54:30 | トンボの徒然ダイアリー
毎日が日曜日
トンボもぼつ目の前に喜寿の坂が見えてきた。
日常の一日をおさらえをしてみたい。


目覚めて最初に珈琲メーカーにスイッチを入れること。
そして、PCを開き愛猫にご挨拶・・
メールチェックをして一日が始まる。

振り返ってみると65才になったとき(10年前)仕事を辞めて何をしたいかな?と考えた。
本を読むこと、文を書くこと、人と接すること・・行きたいところにスローテンポで歩くこと・・   こんな時間を持ちたいと考えた。

そして、パソコンなら、この希望を叶えられるのではないかな・・と考えた。

そして年寄り仲間に声を掛けて「お気楽くらぶ」を立ち上げた。
その会をサポートしてくれる若者がいて親身に指導して貰った。

その結果こんな事が出来るようになった。

本当に感謝・感謝だ。


ごそごそしている間にモーニング珈琲のポコポコ合図に促され、お気に入りのマグカップに並々と珈琲をいれ、一日が幕の開けとなる。