バーバの極楽トンボ

さー傘壽を超えた・・今からももうひと飛び

ブラリ尾道

2007-11-17 15:54:13 | トンボの旅日記
すっきり晴れ渡った一日ローカル列車で尾道までいった。猫好きの私は尾道に猫美術館があるときいて行ってみることにした。
    

まだあいていなかったのでごそごそ歩き回ってパチリと一枚。
ぽんやりしいるのもしゃくなので外観をパチリ

まるで猫屋敷・・ まーそれはそれ、ノンビリ歩いてロープウエーで千光寺公園に行った。



車窓から見る尾道の景色は美しい。  
 紅葉には一寸早かったようだった。
丁度美術館では「大正ロマン」とゆう特別展が開催されていた。


  

癒しの美術館らしく全体に緩やかなスロープがあり、いかにも坂の町、尾道の町角を感じる。
千光寺境内を歩いていたら可愛い地蔵さん達に囲まれた石仏を見つけた。



尾道はどこを歩いていても新しい発見がある。
ブラブラするのにはうってつけだ。

今度は一泊して美味しい魚料理を食べよう。




ヤッター 一番楽しい時間

2007-11-14 11:15:14 | トンボの徒然ダイアリー
 今朝は久しぶりに朝寝をした。
7時過ぎに起きてゴミ出し、洗濯物干し、植木の御機嫌伺い、、メダカちゃんの太郎とお花に朝ご飯・・それから私のモーニング珈琲・・
いつもの日課・・さて、それからがこのうちの住人の朝食だ

今朝は嬉しいことに加藤登紀子のインタビュー・・
聴きながら見ながら眺めながら・・
一番ヤッターの時間だ。

すっかり秋・・

2007-11-07 11:19:30 | 原爆孤老のつぶやき・・
今年の夏は始めての経験・・・夏バテとやらを経験した。

 何時までも若いままと思うのは傲慢なんだ・・と。 

 
 先日、日課のウオーキングでふと思い立って62年前に逃げていった比治山あたりを歩いてみた。
今思い返すとあの時、あの川にはまるで襤褸ををまとったような人が川縁に幾つも群れになってうずくまっていた・・そんな光景が (自分自身思考力ゼロ状態だったにも関わらず)強烈に焼き付いている。
 頭の中は真空状態で音は遙か遠い所から微かに響いてくる様だった。
私たちはただひたすら壊れた家の上を前え、前えと足を引きずっていった。
あの時、飛行機の姿もなく真っ青だった空が記憶に残っている。


 人は極限状態の時には強烈な部分だけが真っ白な画用紙に小さく貼り付けられ、おもいだそうとしたときその、小さい場面がパット目前にあらわれるのだと思った。
その恐ろしい記憶は消え去ることはない。

私たち被爆者は後遺症に怯えながら後僅かな時間を超えていく。
戦時中何時自分の上にB29からの爆撃と狙撃にあうかも・・と戦々恐々として日を送っていた人たち、沖縄で体験した恐ろしい過去、大陸から命からがら帰国した引き揚げ者のかたがた、心ならずも兵役に従事し人たち・・

今の高齢者の人たちは誰も恐ろしかった過去を持っている。
二度と体験したくない戦争・・
今の平和な日常を何時までも続けていきたいと祈るのみだ。

この大木は62年前至近距離で被爆した。
原爆ドームに向いている所はひどく焼けこげて室になっている、、そこから必死に命をつないで今こんなに大きくなっている。
大空に向かって腕を一杯に広げて、平和であるべき世界を・・と叫んでいるようだ