バーバの極楽トンボ

さー傘壽を超えた・・今からももうひと飛び

北国はもう春??

2010-02-28 13:05:22 | トンボの旅日記
2月28日 たりたり
今日も暖かい。  今朝から津波情報でオリンピックも後回しになった。  地球の温暖化で自然がこんなにも混乱しているのだろうか?
この地球自体宇宙に浮いているのだから・・無知な私には一体どうなっているのだろうか・・・と何だか不安な気持ちになる。

2月22日  年寄り特有の早起きで下のロビーに行ってみた。
誰もいないのに薫り高い珈琲やお茶が用意されている。  まずモーニング珈琲と、一杯に注がれたカップを持って窓際に座る。
 
暖かい窓辺から見える景色はやっぱり最高に贅沢だ。
 
 
やがて宿泊客も動きだしてきた。
私たちも今日一日のエネルギーを補給しようと4階の料理店に向かった。

ここでは、この山里で取れた山菜のサラダが大きなお皿に山と積まれ
三種類のドレッシングが用意してあった。
どれもあっさりとした味であった。私はご飯、Nちゃんはお粥で今日の活動のためお腹一杯頂いた。
            今日帰宅する人達を松本駅におくるために出るシャトルバスを待つ間 ブラブラしているとこんなツララをみつけた。屋根に下がっているツララと違ってなんとも自然の造形の面白さに目を見張てしまった。

やがて私たちもシャトルバスに揺られ30分ほどで松本市内に到着した。  
シャトルバスが今日の宿泊客を迎えに来るまでの4、5時間をお蕎麦を食べ、松本城の城下町を暖かい太陽を浴びながら過ごした。

この松本は楽器店がやたら多いように思った町並みも蔵通りとか昔のままの佃煮やさんや骨董や、そして松本家具と言われる家具・・・
ごそごそ歩き回っていると時間は瞬く間に過ぎてしまい駅で予約客ををのせたシャトルバスに私たちも同乗して旅館に帰った。

それからはユックリと温泉三昧・・7時にはこの旅館のメイン料理、創作懐石をギャルソン達とお喋りしながら時間を掛けて美味しく頂いた。

ベットに入ったのは10時過ぎ・・・後一日の滞在だ・・なんて考える閑もなく第二楽章は終わり 夢路に引き込まれてしまった。


北国はもう春??

2010-02-25 07:33:20 | トンボの旅日記
2月25日 
旅から帰って瞬く間に一日過ぎてしまった。
ぼんやりするのが当たり前の年になったようだ・・・
2月21日 思い立って雪深い長野にやって来た。
私はここの宿が気に入って遠路ながら5時間かけてJRでやってくる。

松本の駅でチョットヨーロッパ風の衣装を着た運転手に迎えられダークグリンのシャトルバスに揺られながら松本の奥座敷、扉温泉にやって来た。
部屋に案内されたがここも暖冬のためか期待していたほどの雪景色ではなかった。
            それでも窓のカーテンをを引いてみて、、「あっ つららだ・・」の歓声にやっと落ち着いた気持ちになった。  贅沢なものだ・・・
夕食までの2時間ほどを別室のゲストルームでゆっくりすることにした。この静かな空間は癒しを求めてやってくるゲストにとっては、たとえ一人旅であっても暖かく迎えてくれる、まるでカンカルーのポケットのような、そんな空間だ。 母親に抱かれるようなのだけど、チョット西洋風な・・気取ってクラスを傾けたいような・・非日常的感覚がある。 私たちはこのゲストルームで暖かい飲み物に癒されながら、嗜みの良い接待を受けた。

CDの柔らかい音色と、ここのオーナーとの静かな語らいの中、二時間は過ぎ今夜の懐石料理の支度されている部屋に行った。

二人だけのこぢんまりした部屋で出される料理は自家栽培されている野菜が主体だうだ。、運ばれてくる味もさることながら盛り付けも食器使いも四角四面の懐石とチョット違って面白く思え「ここの板長さんはおいくつぐらい?」と尋ねたら「能登の加賀屋で修行した、30代の板長です」とかえってきた。
今時の若い者は・・・は返上しなければとおもった。
  
もう一つ感じたのは接待してくださった方が、年配のかただったことだ。 
間の取り方、料理の進め方・・・「やっぱり年輪は年輪なのだ・・」と感じた。

年を重ねるとゆうことはこんな事なんだ・・・と深く感じた。

ゆっくりと食事を終えて私たちは扉の柔らかい温泉に身を沈め、部屋の深々としたベットに入り、癒しの旅の第1楽章を終えた。
      

お雛様

2010-02-16 10:16:10 | トンボの徒然ダイアリー
2月16日 のち
二月も中旬を過ぎるとあちこちでお雛様の話も出てくるものだが、今年はオリンピック一色で朝からその様子が報道されている。
勿論、それに異議はない

今朝、京都の知人から雛飾りの画像が送られてきた。
            
雛壇はやっぱり紅い毛氈だ。  部屋を綺麗にし、雛祭りに向けて一つずつ人形の覆いをはずし、真っ赤な毛氈を雛壇に掛け、お内裏様から飾っていく時の心弾む心地・・・母と一緒にお喋りしながらその回りをスキップして「大人しくしなさい・・・」と叱られた思い出が蘇る。
            
このお雛様は陶芸をなさっている彼女のお母様の作品だ
男雛も女雛も端正に引き締まっている。 美しい作品だ。
作品には作者の心が描き出される・・とゆう。・・
このお母様は熱血漢で道をはずすことの出来ない方・・・雛の面立ち衣の色彩、・・・
お茶を頂きながら眺めていると、男雛の冠がチョット右に傾いている・・・エッ・・ヤッパリそうだ・・・あの方の懐の深さがそっと覗けて見えたたような、嬉しい気持ちになった。

季節は休み無く進んでいる。  お庭に咲いた水仙と一緒に楚々と寄り添った一対の白磁の雛・・・

水仙の花言葉「自尊」寒空に凛と花を咲かせる・・「己を失わず他を侵さず」白磁の雛に通じていると思った。



            

しゃべり会

2010-02-13 07:35:53 | トンボの徒然ダイアリー
2月15日 

先日二週間ぶりの「しゃべり会」にいった。
この日は女性一人参加者が増え、男性六人女性三人であった。

前前回の日本史でなく日本語の話から和歌、百人一首になった。
話が進んで行くに従って、今のヤング達の言葉の貧弱さになり、現在の携帯電話の悪害になり、「わしら・わたしらはあのメールには付いていけんで・・」になった。

これって年寄りの僻み??なのかな・・でワイワイ盛り上がった。

この「しゃべり場」に来ている面々はリタイヤ組、
 

こんなアホみたいな事でわいわい勝手に盛り上がるのもあっても良いのではないかと、若者に遠慮しないで、ワーワー喋りまくる・の・・

胸のつかえをはき出したあと、帰途についたが、ここの面々自宅では物静に、そして鷹揚げな顔をしているのだろうと、笑いがこみ上げてきた。  平和・平和だ・・感謝・感謝だ 合掌    

最初の旅は・・?

2010-02-13 06:58:57 | トンボの徒然ダイアリー
2月13日 たり
毎年寒い時期になると雪国が恋しくなる。 この山陽地方では滅多に一面雪景色・・・なんて事はない。
暖かい所に住んでいながら、寒い所に行きたいなんて、そこに住んでいらっしゃる方々には申し訳ない気がする。

と、言っていながら旅の計画をたてた。
ヤッパリ、温泉があって、料理が美味しくて・・となると、再三行きつけている馴染みの旅館になる。

「お帰りなさい・・」の大女将の声が懐かしい
今度もゆっくり、のんびりの三日間をすごそう・・・


ジブリの絵展覧会

2010-02-06 10:43:38 | トンボの旅日記
2月6日 風花・・
窓から眺める風花の模様・・なんと贅沢なことか・・・

気になっていた兵庫県立美術館、京都裄を兼ねて行った。
神戸着が昼前、まず、腹ごしらえとお気に入りの゜明石焼き」えと直行した。相変わらず満席、隅っこのカウンターに座り頂いた。
そこからタクシーで海辺の美術館に行く。 震災後この海辺に建築された美術館だ
コンクリートで頑丈に厳めしく建っている。
あの巨大地震はこうゆうことを教訓として残したのであろうか・・・
あの時、神戸に居た私にとっては、暖かさを感じなくて良いのだろうか・・・と寂しくなった。 会場にはいるとあの「トトロのお家」が画かれたパネルがある。それを背景に記念写真を撮る人で一杯だ。並んでいる人の列に並ぶのにグルット一回りして最後尾についた。
この細い廊下はヤング、子供を連れたヤングママの集団、観光客らしいシニアーのグループ・・・何時もと違った雰囲気でお喋りの坩堝だ。
ぞろりぞろりと30分程掛かってやっと、室内にはいる。
どの絵もあのアニメで見慣れた絵だ。     子供達がましてやヤングママ達、中学生達、が夢中でお喋りするのは頷ける。
私も、「男鹿和雄展 ジブリの絵職人」はさておいて、「これ思いでぽろぽろ・・これ、千と千尋・・」の世界にスッポリ浸かって2時間半を過ごした。 
             
出口にトトロの折り紙があって老いも若きも手にとって無心に折り、トトロのパネルの前に置いて記念撮影・・・これもまた楽しく思えた。
年齢に関係なくこんなに人が美術館に足を運ぶなんて驚いた。

この際「男鹿和雄展」で職人の絵をじっくり拝見・・・なんてことはさておいて あのざわめきの中の世界での安らぎを覚えたのは私にとっても収穫であった。

帰りの新幹線ではもう一度録画してあるジブリの世界に浸りたいと夢うつつで広島に着いた。
今までの美術館巡りと違って素直に疲れを胸に抱けたこと、私も、ボツボツ子供に返る日が近づいてるのかな??

もう2月になった

2010-02-01 07:44:19 | トンボの徒然ダイアリー
2月2日 
昨日は久しぶりに太極拳に行った。
京都のことで長い間休んでいたが会場に行くとそれなりに上手な人新入りの人とで賑わっていた。
レッスンが始まり、心地良い中国の調べが響いてくると何となくその気になって気持ちが乗ってくる・・・

このたびは先生の指導も短い時間であったが、手取、足取りで基本を教わりすっかりガンバルゾーの気になる。
「 ナント単純な人間なのだろう・・・」と我ながら笑ってしまった。

そうだ・・何事も、継続が肝心と肝に銘じた。  
ワカッテイルノカナ・・・