バーバの極楽トンボ

さー傘壽を超えた・・今からももうひと飛び

9月も今日でさよーなら・・・

2008-09-30 10:46:26 | トンボの徒然ダイアリー
9月30日
今朝は朝から雨だ
夏の雨は豪快に降るのがいい。
さすがに今日の雨は秋雨に相応しい。  
何とももの寂しい。

日本人の感性は素晴らしいと思う。  季節によって記されている文章は読んでサーと情景が浮かんでくる。
日本人に生まれて良かった。

小説に出てくる情景模写は作家によって様々だ。  読者が選択出来るのもまた楽しい。

昨日借りてきた井上靖著「本覚坊遺文」 利休の話らしいが頑張って読んでみようと思う。
  

目がチャント見えていた頃 辻邦生著「西行花伝」を面白くて一気に読んだ記憶がある。
この本覚坊・・・も第三者に語らせるような本らしい。
何れにしても一人の人物を多角的に捉えて書かれた本に興味をそそられる。

今日は何となく読書に向く環境だナ・・・フムフム・・


残されているであろう楽しみ・・

2008-09-28 12:08:28 | トンボの徒然ダイアリー
9月28日

先日の祝日から五日たった静かな一日。仕事している人には申し訳ないがやっぱり今までのような日常が一番良い
だが、暗闇と雑音も私に新しい幸せを教えてくれた。
それは毎日闇の世界から逃れるため外出を余儀なくしていたある暑い日、「そうだ、図書館のライブラリーに涼みに行こう・・」と行ったのが幸運の女神との再会だった。

その日、二時半にライブラリーを出て隣接している図書館に行ってみた。  仕事をリタイヤしてからも何度となく通っていたが、大活字本も数少なく興味のある本もなかったので脳裏には残っていなかった。
それでも・・今自分が活字に接触できるのは大文字しかないのだ・・と展示場所に行ってみた。

ナント、普通の単行本の大きさになって冊数もぐっと増えている・・
その一冊を手にして椅子に座って開いてみた。

パラパラとめくったときの感動・・  眼をこらせば何とか読める。
早くこの幸せを掴まないと・・逃げていってしまう・・
グルグル頭の中が回っているままで、書棚に向かった。
どれにしょう・・なんでも良い・・と・・慌てて・・(何故だか?)手にしたのがこの本「もどり橋」だ    
    何となくこの作者名が記憶に残っていた。  その翌日から本を持って読書室?・・近くにある病院の待合室・・に行っている。
一寸焦点は合いにくいが、そんなことで手放すことは出来ない。
ゆっくりと活字を追っていく嬉しさ・・
時間が掛かっても、理解できるようになった。

澤田ふじ子氏の本は、何年も前に「天涯の花」だったか、読んで感銘を覚えた記憶がある。

この本の解説にも書かれているが、京都在住の氏であればこそ文面に出てくる地名、その存在と意義が判りやすく書かれていて、ひとしお面白く感じた

澤田氏の後書きに記されてれているように「京都には現在も重層的文化が残っており、その懐の大きさはなまなかではなく、何を例にとっても千尋の深さを感じる」
日本人に存在している感性を呼び戻してくれるような澤田氏の文面、私はこの本に出てくる言葉、所作の一つ一つは失ってはならないものだと思った。

この「もどり橋」に興味を覚えたのは、何時も京に行ってこの橋が気になっていたこともあってだが・・・
この橋の存在と役割(とゆうか・・)が面白かった。

澤田氏の著書を後何冊か読んでみたいと思っている。







台風13号

2008-09-21 14:40:57 | トンボのお家
9月21日
台風13号のニュースがテレビで報道された。
近くの消防署も拡声器で「風、雨に注意してください」と何度も流していた。

ここの工事現場もさっそく全体に張り巡らされた覆いを風通しの良いように部分的に端折っていた。
  
大規模修理も4,5年前に比べると技術も資材も格段の進歩ではないかと思った。
作業をする人達もそれなりに礼儀正しく住人に心配りをしている。

8月の初めから12月中頃まで掛かる工事なので、お互いの心配りは必要だ。

外観の様子が変わると何となく仕上がった後のマンションはどんなカラーになるのかな・・?と嬉しいような気分になる。
中身が変わるわけではないのに・・
単純なものだ

今日はもう以前のようにスッポリ袋の中に入ってしまったが・・・


63年前の縮景園

2008-09-13 09:57:51 | 原爆孤老のつぶやき・・
9月13日
昨日久しぶりに縮景園に足を運んた。
平日のせいか人の気配も余りなくひっそりとしていた。

ボツボツ萩の季節とカメラを持って廷内を歩いてみがまだその姿はみえなかった。

   
    園内に入って行くとこの碑がある。
暫くそこに佇んでしまった。  
この池は、水欲しさに這うようにして来た何百人の負傷者が大切な人とも再会することも出来ず、息絶えていった・・と私はきいた。

居たたまれない気持ちでそこを離れた。

小学生の頃この石の橋で戯れた事を思い出す。
事実は残さなければならないが、私たち被爆者は、ぐっと強い力で63年前に引き戻される。・・

一日も早く平和な世界になるように・・祈る・・
     

茄子の嫁入り先

2008-09-09 13:14:54 | トンボのお家
9月9日
今朝は一寸肌寒く久しぶりで熟睡した。
架設工事も一段落していよいよサッシ回りや外壁のシーリングに入るようだ
今からが大変な工事になる。
ベランダの植木を家の中に取り込むことになる。


七月のはじめ頃だったか、15センチほどの茄子の苗を買って小さなプランターに植えた。
東向きのベランダなので見る間に大きくなって薄紫の花が咲き、小さな実がついた。 昔の人は「茄子には千に一つの無駄はない」とか・・

こんなささやかな土と箱の中でも、今茄子の実はドンドンと大きくなって、5,6センチに育っている。
毎朝タップリ水をあげると茄子がプルンプルンに光ってみえる。
この色が茄子紺だ・・と感激する。

今我が家はすっぽり袋の中にいる。  この茄子には耐え難い場所だと思って、日当たりの良い庭のある家に嫁がせることにした。

広々とした庭でたっぷり水と太陽を貰って、もう一踏ん張り、10センチほどに成長して美しい茄子紺に輝いて欲しい。

植物の生命力に感激した。

美味しい実を付けて姑さんに喜んで食べて貰って欲しい。





マンションは袋の鼠・・

2008-09-05 14:55:10 | トンボのお家
9月5日

足場もほぼ完成してすっぽり袋の中になった。
外観から見るのとその中にいるのとは随分ちがう。
不思議な感覚だ

今日は在宅なので、窓の外にニッカボッカの足がみえたりする。
窓も閉め切っているので暑い
まだ、残暑まっただ中だ
クーラーをつけて良いですよ・・と言われても作業している人の暑さを考えると、申し訳なくて・・出来るだけ我慢している。

何事も一つずつ出来上がっていくのは嬉しい。
明日土曜日にはでこぼこした部分もメッシュに覆われる。

来週からは違った作業が始まる。

マンションのお化粧直し・・

2008-09-04 09:08:25 | トンボのお家
9月4日

さすがに朝晩は秋を感じる
いよいよマンションもすっぽり幕に覆われる日も近づいてきた
 
下から足場を組んで徐々に上に立ち上げていく・・大変な作業だ
客観的に積み上げられていく足場を見るのはナカナカ楽しい。
暑い中、作業している人には申し訳ないけど・・
まだ北側と東側の一部がのこっている。

今日は一日留守になるので、進行具合を見れないのが残念・・・
明日が楽しみだ・・・

今日から9月だ

2008-09-01 09:08:21 | トンボの徒然ダイアリー
9月1日
猛暑だった八月も昨日で終わり何となく待ちわびていた人の姿が微かにみえてきたような、嬉しい気持ちになる。

テンプレートも変えてみた。

今朝は月曜日、一週間の工事の始まりだ。
防犯のため全室の窓に鍵をかけ、カーテンを引いた。
まだ残暑も厳しいのでまるで蒸し風呂・・

今日は二ヶ月目の定期検診・・病院の涼しい所で一日を過ごそう
いつもは苦になるのに今日はラッキーだ