バーバの極楽トンボ

さー傘壽を超えた・・今からももうひと飛び

今生きているのが申し訳ない。

2008-07-27 10:30:14 | 原爆孤老のつぶやき・・
7月29日

この日曜日に広島の美術館で、ある写真家の被爆をテーマにした展覧会が催されていると放映された。
その時に話をされた被爆者の方・・「14才だった私は登校するべく乗船していた船が遅れ、あの8時15分に港から前方に見た恐ろしい火の玉を目の当たりにしました。  何故か遅れて学校に行けなかった私は、あの、火の海の中で死んでいった学友達に申し訳なくて・・」と・・目頭を押さえておられた。

何年たってもあの 月・曜・日・だった8月6日は過去としてしまうことは出来ない。  私も13才だった。  夏休みでも毎日学徒動員でドームのあたりの類焼を阻止するために、一軒一軒 家に繩を回してヨイショヨイショと壊していた。

今考えると・・馬鹿みたいな事だ。
私の学友達も一瞬に灰になっていった。

何らかの理由で今生きている私たち・・62年たっても「生きているのが申し訳ない・・」  あの日が近づくにしたがってその思いは強くなる。

テレビで放映されている番組をみた。
 

テレビの画面を見ているとその洋服を着ていた人の無念と悔しさがひしひしと感じられて・・胸を掻きむしられるような、息苦しさを感じた。

二度と繰り返してはならない核戦争・・いや、核だけではない戦争・・祖国を変え、その人の人生を変えてしまう争いごと・・
    

このテレビに映し出されている原爆ドーム  永遠に消え去ることの出来ない姿にみえる。
私自身何度も訪れているドームなのに、この画面から感じるのは深い深い悲しみと苦しみだ・・あの日に自分の意志とは関係なく一瞬にして消えてしまった友・・人人・・嗚咽と叫び・・8月6日午前8時15分・・毎年毎年回ってくるたびに心の痛みが深くなる。   何故だろうか?




昭和20年7月26日

2008-07-26 09:03:36 | 原爆孤老のつぶやき・・
7月26日
いつものようにラジオの深夜便を寝床の中できいていた・
「今日は何の日」 「1945年 昭和20年7月26日、英米支三国より
ボッタム宣言が発せられた。8月6日の僅か11日前だった・・」
と・・

後11日であの忌まわしい原爆投下だ・・
何ともいえない衝撃が体中に走った。
時間は止まることなく流れていく・・
過去に犯してしまった事実は消すことは出来ない。

だからこそ、二度と地球上に核戦争があってはならないのだ。

被爆者は未だに心と体に消し去ることの出来ないオリを抱いて
いきている。  しかしあの戦時中、絶え間ない空襲警報のサイ
レンに脅かされて防空頭巾と僅かな大豆の煎ったのを背嚢に入れて
敵機の攻撃から身をかわすべく豪や溝に身を伏せ逃げまどった私たち。

一体、何だったのだろうか・・・
最近放映されて初めて知った戦地の兵隊さんたち・・
内地も外地も、人間ではない人間で生きていた。

どんな争いも、我欲のみではないか・・
人の心は善と悪が存在している、今の世の中、我・われ・のみで生きている。
悪の部分は消すことは出来ない。  人は神と悪魔の中間にいるのだから・・

今起こっている現象は・・・よく考えたい。

後、11日で原爆の日だ・・




格好な避暑地

2008-07-23 10:59:44 | トンボの徒然ダイアリー
7月23日

暑い日が続く  ご老体にはいささか応える。

先日からひろしま美術館で「パリの100年展」が始まっている。
蒸し風呂の様な自宅を敬遠して美術館に行った。
ここは全くの別天地・・素晴らしい絵画はあるし静かだ。
    
    
場所も良いのでそこそこの人だった。
館内は19世紀末から20世紀初めの巨匠の絵画揃いだ
なじみ深い絵も多くゆったりと館内を観て歩ける。

あの時代のパリは田園に憧れていた・・とか。
どの絵も美しい田園に映えるような空・・そして水面・・
美しさと平穏を感じるような絵だ。
この暑いさなかにはこんな静かな絵が良いと思った。

それと、肖像画が集められていた。  それなりにあの時代の
権力者の姿が見えて頷けるものがあった。

それにしても、館内の冷え加減・・半端ではなかったように感じた。
しっかり冷え切ったからだを暖めに入口のティルームにいった。

それから、暖かいコーヒーを手で暖めながらの小一時間 あの絵この絵と
思い出しながらとっても良い時間をもった。
    

日にちを替えてデパートで有名人??の絵画展を見にいった
私の知っている人知らない人・・色々だったけど・・
何だか、とっても平和にんだ・・と思ってしまった。

一応は元気でその日その日を過ごすことの出来る私たち、感謝を
忘れずにいたい。

暑さもフッ飛ばします

2008-07-14 11:06:21 | トンボの徒然ダイアリー
7月14日

やっと体調が戻ったらPCがストライキを起こした。
あれこれいじり回して何とかまともに元の画面が出てきた。

その間にMさんから涼しいダムの写真を送ってきた。
  
霧に包まれた湖・・には一寸物足りないけど、しっかり涼味は感じる。

「水は良きもの 水なれば、悲しきことも・・」 白秋の詩にも謳われているように
自然からの贈り物・・
ダムからゴーと響いてくるような水量・・スゴイナーと目を見張るおもいだ。

まだ、夏も半分だ、後の二ヶ月あまり、ボチボチ歩くことにしよう。



やっと北風が・・・

2008-07-09 10:32:18 | トンボのお家
7月9日

梅雨明け宣言はまだないけれど、やっと我が家に夏がやって来た。

トンボのお家は空中・・?(築後30数年前)今では地上49階・・とかのマンションもチラホラ・・とても空中とはいえない、10階建ての9階だ・・(__;)


北側と東側が窓だ。  昨日までは朝から南風・・ソヨとも吹かない風に虐められて
・・「北風・・来い来い・・」と祈っていた。

昨夜から待望の北風サマのご到来・・夜は肌掛けにすっぽり抱かれて朝までぐっすり・・
起床後も窓全開で過ごしている。

自然の恵み・・心から感謝・・だ・・

昔人間?の独り言・・

2008-07-08 10:32:02 | トンボの徒然ダイアリー
7月8日

昨日が七夕・・小暑・・この日から本格的に暑さが始まる。
この一週間、連日30度を越える日が続く
昔人間??朝からクーラーなんかつけるべきではない・・と
頑張って小さな扇風機にへばりついている・・

その結果 中途半端に発汗を押さえて一日中体調が悪い。・・

去年まではこんな事はなかった。・・「やっぱり歳なのかな・・」
とマイナス思考になる。

一生懸命こんな贅沢・・いやいや・・ガマンがまん・・するべきだ・・
なんて・・

これ、一寸変じゃないの??と・・えらそうに「昔は・・むかしは・・って
若者に押しつけて・・結局救急車のお世話になって・・

一寸、違ってるんじゃないの??もっと自分を知って、生活しなければ

今朝から心を入れ替えた。
上手に節約・上手に活動・・2時間室内を冷やして、仕事を片付ける。
落ち着いたらゆっくり扇風機と仲良くする・・

自分で納得するか・・やってみよう・・



年寄りのお宝・・

2008-07-05 11:28:04 | トンボの徒然ダイアリー
7月5日

今朝は凄い雨音で目覚めた。  昨日までの予報では晴れだったのに・・・
とおもったけど、お天道様は昔から気儘・・今更 科学に負けてなるものか・・
その心意気・・そうだ・・そうだ・・

こんなに色々なことが証されてきた来た現在、一体今からこの浮き世はどうなっていくのだろうと不安になる。

今、人ですらつ・く・る・事が出来るなんて・・ホントにジギルとハイドばっかりになってしまいそう。
今朝もYさんとそんな話をした。

今朝は体調も戻り、気持ちの良い一日が始まりそう・・
健康って総ての生物に与えられている宝物、病んでいるときとと健康なとき、頭の回転も姿態の動きもこんなにも違うものかと思う。

人体は出来ても人それぞれの中に存在している こ・こ・ろ・・これは一体どうなるのだろう??  知りたいような、知りたくないような・・

この歳になって、考えても仕方ないよね・・ウン ソウダヨネ・・って簡単に判らないことは神様仏様に預けてしまえる・・これを加齢って言うのかな・・??
物忘れも加齢のため・・いえいえそうではありません、きっと神様からのご褒美なのですよ・・って、  マッタク年寄りって幸せ者なんだ・・感謝 感謝・・   




歳は歳・・??

2008-07-03 11:57:20 | トンボの徒然ダイアリー
7月3日

もう今年も折り返し地点を通過した。
去年まではこんなに体調不良が長く続かなかったのに・・
なんとなく弱気になっている。

振り返ってみると風邪を引いたかな、とおもってからの今日まで10日余り、熱がとれ、咳がすくなくなりこれで全快・・と思っていた矢先今朝からお腹の具合がシャンとしない。

なんだ・・これ・・マッタク自分自身信じられない
みんなは「歳なんだから、当たり前よ・・」と慰めてくれるけど・・

やっぱり、早く元気になりたい・・
悔しいけど暫く大人しくしていよう。

歳は歳なんだ・・フゥーなうなんだ・・