望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

夏 ご飯だより

2021-06-17 09:58:44 | 詩歌旅人


 何にもしたくないとか 忙しいときは シラス丼
徳島県和田島はシラス漁の本場 和田島の釜あげしらすは高価だが価格に見合うだけのうまさ
釜あげしらすをコシヒカリ炊きたてのご飯にのせてすだちを絞りだし醤油でいただく 夏バテ 食欲のない時は有難い元気になる丼ぶりだ
逃げて逃れる

摺り足の忍び足
猫のような足取り
早足の急ぎ足
路面を叩いてバタバタ
カラスがカアカア喚く行き先
時間に追い込まれる

街角に立つとよろける
塞ぎ混んで負けてしまう
生きてるとはやられること
やり返すより逃げればよい
街角の罪悪に汚されるより
転んでしまえばよい

誠実さをボロボロに粉砕
健全さをサラサラに撃沈
摺りきれるまでやられるなら
果敢に立ち向かうより
逃げてトコトン生きて行く

スマホ小出し進化

2021-06-07 13:06:25 | 詩歌旅人

スマートフォーンのメーカー その年の新製品を前年度の製品より味付け もうこれ以上の進化はないよな主張する
しかし技術の小出しで毎年
小出し進化の新製品を出してくる
 そして最も不可解はスマホのcpu Snapdragonとかいうのは 前年度の物より20から30%の機能向上を謳う 
しかし私が現在使っているスマホは三年前の製品だが
今年の新製品のcpu  Snapdragon○○○は私のスマより6割から9割 進化していることになる
それが真実ならスマホメーカーはペテン師だ
メーカーは顧客に新製品を買わそうと誇大な進化論を毎年演じるより技術の小出し出なく スマホがスマホじゃないくらい進化した製品を出して見ろと言いたい
 私のスマホ選び方はカメラ 画面 音はそれなり
一番は画面サイズの大きいものが基準だ しかし7インチsizeのタブレットはいらない あくまでもスマートフォン規格で 画面サイズの大きい物をスマホ選定の基準にしている
スマホカメラの夏描写
スマホカメラは夏を探す
夏を自由自在に模様がえしても 夏を季節にできない気がしてしまう
自然は夏を夏と言わない
そんな気がする

私のスマホ夏
スマホ依存で毎日 夏
スマホを片手にチェーチェとなくスマホ蝉さんにキレて逆ギレされちまうスマホ夏

スマホを片手に無我
夏らしい自然の夏
そんな当たり前の夏に戻りたい



流行と言う感覚

2021-06-01 16:24:35 | 詩歌旅人


雨の日の用品
 
 雨の日に必要な雨具 雨靴 レインコート カッパ
傘 ポンチョなどあります
私は昭和世代でありますがここに数年 若い女性が雨の日に履いているレインブーツ 流行何だろうけど 私には田植長靴を連想させる ズバリ○○化成の田植長靴だ
流行とは回帰するというが
業界が過去の流行品に手を加えて商品を出す 
それが時代感覚と消費者の感性が合致 ただ仕掛けられた物に安易に飛び付きたくない
 世の中に存在する物体 理論とか 何もないゼロの状態で初めて原型を作った発見した先人に敬意を表したい 

青い一欠片

雨 ぽつぽつ降り出す
大粒の雨に嫌われよう
雨雲に嫌われよう
合羽の内から我慢の汗
傘をさせば辛抱のざざぶり
青々した歩みは茅に削がれる

青色は大空のマボロシ
追いかけても追いつかない
突き抜けてしまう空
青色の海に白波小波
底の底まで青色は遠いマボロシ
最後の最後までたった一欠片の青さを無くしはしない

2021/05/26ラブソング超越元気力

2021-05-26 08:24:24 | 詩歌旅人


20年前迄によく聞いた曲

尾崎のアイラブユー TUBEの十年先のラブストーリー 中村雅俊の願い HOUND DOGのONLY LOVE 徳永英明の最後の言い訳 アイランドのstay with Me ラブソング バラードの名曲だった

 

最近は現実に立ち向かう やる気になる男への応援歌

姿憲子 姿三四郎

川中美幸 男じゃないか

山下雄三 荒野の果てに

身体の底から沸き上がる

元気力の曲を聞きたくなる


山道


山里の奥 深い行き止まりまで続く


岩の突き出た場所は素足を切り裂く辛い日


手と手を繋ぎたどった坂道は遠くに霞む

この道は奥へ奥に狭まり若木老木の群生へ


若木は大空へ伸びて 老木は風を流し受け止めて受容


この先の山道はどのように展開

老木は坦々と平然とやはりここに立つ


山道は上りつめて森に消える

山道は森を越えて又一歩を踏み出す








ふくよか緑色半円

2021-05-23 21:15:14 | 詩歌旅人


小坂山麓に放牧


室戸半島 海 山 川 素晴らしい自然の宝

観光地とは違う無名な場所ながら ここは室戸ジーオパークに属し正式な観光地だ

幾度 尋ねても新しいなにがしかの発見がある


愛色森宇宙-110516_1308~040002.jpg

室戸市佐喜浜町 佐喜浜川をさか上ること1時間 小坂山を仰ぎ見る平地に ジャージ牛の放牧場にたどり着いた

新鮮な緑の草 ゆったりと流れる時間 広々とした放牧場で牛たちはのんびり 生き生きと草を食べている

そんな牛たちを見ながら 私は藤井フミヤ「TURE LOVE」を口ずさんでいた

山の5月 爽やかな風 

新緑のみずみずしい小坂山 小坂山の天空には白い雲浮かぶ青空

ふくよか緑色半円

緑色の肌に挑んだ生半可
三十億年comma以下
水色に彷徨う寸前
千枚通し突き立てた時間
何億歩の踏みつけから再生
手をあわせ大地にあるより
両足をかけて緑色

ふくよかな半円に緻密構造
三十億分一秒を過ごせない
粘土の化石にさえ疎まれる
千枚通しにみみず腫れ
静脈瘤の破裂が筋にはう
肌を割って雫は大河への扉
濁流を塞き止める光り

三十億年に一秒の感触
三十億分comma悔悛
きっと一秒の成長へ