望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

黙々と働き生き抜く夫婦食堂

2012-08-29 19:53:04 | ささやき
〈徳島県海部郡牟岐町 木内食堂〉

海陽町と牟岐町の境 入道山を源流として太平洋に注ぐ牟岐川

牟岐川の河口付近に開けた牟岐町の中心部 牟岐川を背に慎ましく木内食堂

熟年の店主夫婦 いたわり合い仲良く こじんまりと商いをしている

Menuは一般食堂の献立と保々同じ 味はそこそこ

なんら変哲のない ごく普通の食堂

なれど足を運んでしまう魅力

それは飾り気なく 媚びもせず 黙々と真面目に働き 顧客の信用と信頼を得ている店主
夫妻の笑顔に惹かれてしまうから

こつこつ 黙々と一つの仕事に打ち込み

名もなく貧しくもなく 心晴れやかに真面目に生きる田舎食堂の店主夫妻の姿

普通に平凡に自分らしく生きて行く お手本の様な生き方である