望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

土手道レコード盤

2020-07-27 11:48:38 | 田舎色逍遙

阿南市 ほのぼの土手

土手道レコード盤

川土手 雑草生い茂り古道
飛び石を見て過ぎたよ
あの日 土手古道は夏の中
舗装道を走る聖火ランナー見守っていたんだ
聖火の白煙 風を冴え渡り
竹日の丸 パタパタと風をきって空気を押し上げ大勢の声援

あれから幾年よ
土手は雑草古道でそのまま流れて新しい風景
「ため池に入江ひらけ その先に人の出逢い別れ
宿命ではなく自然
地下の種子は花として栄冠へ 力強い言葉を発する
土 水 光 みんなの助けを得て瑠璃色の花となるんだ」

私は流される竹日の丸
自然土手に我は懐古するレコード盤
逆33回転 ザーザーこもったフォノシート音
懐かしい田舎家で終わりたくない

自然土手のアナログ力におされ嗚咽をあげた
パタパタと風切る竹日の丸
失いかけたアナログ力へ回帰
私は今 自然土手の雑草古道へ立ち上がる


スマホあつい夏

2020-07-22 22:01:45 | 田舎色逍遙
スマホあつい夏

スマホ発信メッセージ
熱い厚い輪で包囲
アイスクリーム フラッペ
容器 冷感を同化してBye Bye
スマホ散弾銃 消音器付き プースプスと鈍感音
散弾は急降下にして文字だけの夏

スマホカメラの夏描写
スマホカメラは夏を探す
夏を自由自在に模様がえしても 夏を季節にできない気がしてしまう
自然は夏を夏と言わない
そんな気がする

私のスマホ夏
スマホ依存で毎日 夏
スマホを片手にチェーチェとなくスマホ蝉さんにキレて逆ギレされちまうスマホ夏

スマホを片手に無我
夏らしい自然の夏
そんな当たり前の夏に戻りたい

人形劇場

2020-07-18 21:06:24 | 田舎色逍遙

人形美学

野獣を掻き立てる生人形
美学を原野の野生に誇ろう
美学は自信で組立てられない人形美学

野生の血むき出し
野獣の強靭さは肉欲
生乾き現生を目の前に吊るしてしまう生人形
愛の亡霊でもその頂点に居座りたい姫心は麗しき
静止画からスロービデオで人形劇場の開演
あなたにひれ伏して
お姫様人形のあなたをじっと見つめてあげる

スローモーションへ狂いをしょうじ出した生世
振り子運動から円運動で静止しそう










綺麗な心ビードロ

2020-07-12 22:18:41 | 田舎色逍遙


綺麗な心ビードロ

一つの地下室に潜んで
一点から拡散した飯櫃な玉

何故 地球みたいに丸い
何故 高度な知的生命体じゃないのに支配者なんだろう

飯櫃な玉 何千何億の真珠 私たちの大切な思いやり真珠玉に化身 ふにゃふにゃな暴徒にしそう

私の明日窓
霧よりもずっと濃くて何日か先も視界不良
だけど薄日だけは見えてくるはず

今しか見えない窓
夏風邪をひいて泣いてる
寝冷えなんかしてないよ
鍵をかけ忘れただけかも

だけど私は言える
磨き込んだ窓ガラスは曇らないよ
私達は窓ガラスだけじゃない
固くて綺麗なビードロ細工にもなれるんだよ






百歳詩人 柴田トヨ

2020-07-08 16:39:53 | 田舎色逍遙


百歳詩人

百歳詩人として一般庶民に指示された詩人 柴田トヨ
平明な文章 詩人の人間味 人生経験から滲み出る生言葉
詩人柴田トヨ オフクロ詩人の峰は到達出来そうでとどかない マダマダ遥か雲の上

柴田トヨ プロ詩人だ
その詩集は感動の150万部
150万本の薔薇と咲いた
有名高名詩人 批評家はタマタマ振ったらホームラン 詩人PRIDEから柴田トヨを詩人と評価しないだろう
評価指示するのは名もなき読者
有名詩人は偉大な詩人 
そんな偉大なものは宇宙の暗黒物質  

一般庶民から富士山の高さに値する崇高な百歳詩人と称された
柴田トヨ詩人になりたい
私は詩人になりたい