望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

昭和の日にバラード

2021-04-30 17:09:05 | 詩歌旅人

 となりのトトロで描かれた昭和時代の日本風景・和歌風景が、郷愁を思い起こし憧れへ駆り立てる。また、昭和時代の紙芝居の情景・歳時の挿し絵描写が、おぼろな春のような感覚でおおらかな味わいがあった。
さまよう季節 春春春 孤独感
春は孤独と儚いがゆえに 美しい命への執着が涙を流させる

 昭和はテレビ時代劇も黄金期 遠山の金さん捕物帖 杉良太郎の金さん
下町遊び人のきっぷのよさ お白子での桜吹雪 悪人を裁く見事さ 極めつけは悪人にはめられた 男女 子供に「めげずに生きていくんだぜ」「人を恨んじゃいけねえ」と
声を優しくかける 愛情というのか 涙が出るほどセリフの言い方 よかった
そして 名曲 すきま風
昭和の男っぷり 杉良太郎
雀の世界

松葉に止まった雀
松葉に刺されて仕返し
そんなこと思いもしない
忘れること元から知らない
陽気に囀ずる雀
だまされて腹立たしい
裏切られて何でと思う
思い詰めて追いこんで
悔やんで歯ぎしりをする
そんなこと知らないから
天敵の腹の中でも陽気だろう
雀の世界
其処らできままに啄む
其処に囚われることもない
仲間はみんな同じ姿だから
着飾り見下すこもない
仲間の大きさは同じサイズゆえ威嚇する手段を持たない
雀 真面目に飛ぶこと
メチャクチャに飛ぶこと知らないから
仲間の生きざまを啄むこともないだろう






今日の気分は?回転木馬

2021-04-28 19:00:21 | ささやき

私の休みの癒し 愛車で
山合をドライブすることだ
林道からの景観を楽しんだり 山と山との向こうにお伽の国 ユートピアが有りそうで 馬鹿馬鹿しいことに馬鹿一になっている 
 先般 偶然通りかかった民家に薔薇が美しく ご主人に了解を得て鑑賞させて戴いた
散策していると石野真子の名曲「ガラスの観覧車」を口ずさんでいた


「薔薇主人公」

ACODIONのBGMにのって回転木馬が無人のまま回るさまに突き上げられる

薔薇の首飾りに花星座が宿るまで棘に甘んじる

そんな中で優しさを知れば棘ある世界が変わる

野にある茨の花をローズにするふてぶてしい薔薇主人公
無人の観覧車で碧空を望む時

棘の消え失せた薔薇の花星座に咽ぶ優しさを持つだろう


今日の空を明日へ

2021-04-27 20:39:36 | 高純度結晶

今日の空 春より届いた水色の手紙だ あべ静江 ヒット曲 みずいろは涙色そんな便せん((ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ 歌を口ずさんで水色をプラス思考にとらえた 
ビリジアン絶唱」

ビリジアンの手紙は届く

山 平原に光のつぶてビリジアンに生かされる


ビリジアンの壁に我が色を生かされる

ビリジアンのメッセージを瑠璃色の羽に印し季節を廻る玉虫


野良犬は駆けめぐる

自分の真実たる源へ

ビジリアンの手紙を悔いて

野良犬は赤裸々に泣きいる

ビジリアンをサイコロのように転がした我が身を遠吠える


日が暮れて寂寥をもたらす雨

ビジリアンの手紙は滲みもせずイキイキ 45億年の絶唱は翳ることなく降りそそぐ

光の飛礫

藪に滑らない傾斜契約
凹凸底で詐欺られスパイク底で竹葉に食い込む
孟宗竹の繁りは風にしなり光玉梨の礫
草の根に芽吹きなく生薬にのがれた

所々に覗く赤土は常に竹葉の下
春巡り来る度に黒土で覆われた
石筍の数万年を浪々
旬からしたたる生命感
石筍を共有する道程 
影を干して常陽の御魂

孟宗をつく一筋の光
争乱を忘却数え歌
浪々よ一つとせ二つとせ
高鳴るハープの音色
そして果てなき星たち神話
メトロノーム時間を開放せし
未知の色彩に果てはなく
飛礫となって邂逅











青春オレンジロード

2021-04-24 16:25:55 | ささやき

青春映画の定番 

 私にとっての青春映画 
マイケルJフォクスのバック トゥ フュチャーです
タイムスリップものは中学時代に夢中になったsf小説
夕映え作戦 ハマってからsfタイムトラベル物語 いいね!

80年代のビデオレンタル黎明期 レンタル店にで偶然借りたのがアメリカ映画
パトリック デンプシー主演 ウーウーキッドにハマってキャント バイ ミーラブ 青春恋愛にもこった
ロバート ダウニーJr.のOne More Timeもよかった
パトリック デンプシー
ロバート ダウニーJr.は私の青春だ

青春漫画はオレンジロード
我が郷土は まんが王国高知県と肩並べるぐらい有名漫画家を輩出している
その漫画家の中でも 私が影響をうけたのは村生ミオである
氏の初期の作品 単行本の短編集の中で徳 島市内の高校が舞台の学園物で 何回も読み返し 純愛に憧れたのだった
村生ミオ氏の作品「胸さわぎの放課後」
柳沢みきお「とんだカップル」 本宮ひろ志「硬派銀次郎」 まつもと泉「きまぐれオレンジロード」
特に夢中になったのが「きまぐれオレンジロード」である
ストーリーも大好きだったけど 熱が入った理由は ヒロインのマドカに恋してしまったのだ
マドカ命 永遠の恋人である


グリーンカーテンにリンリン

2021-04-22 18:30:24 | ささやき

ウンウンうなる暑い夏 今年も間近 グリーンカーテンの設置
ゴーヤ 千成瓢箪の種蒔きをした 
昔の我が家は茅葺きの百姓家だった 
土の庭に梨 いぬまき かし にっけい 柿 ぐゆみ 桧に囲まれて 風は涼しく 文明機器を使う冷房は必要なかった
 今はゴーヤカーテンで暑さしのぎ 扇風機は利用するがエアコン無しでも辛抱できる 
グリーンカーテンは有り難い
「桜青葉によせて」

桜青葉 初夏の風にそよげば青空に桜花の幻
桜満開 春の嵐に散り行く時 振り向き振り返る人はなく 美しさおって儚きをしらず

桜青葉繁れる並木 生命感みなぎる美しさたたえ仰ぎみる影さえなし

夏の砂浜に桜貝伝説 悲恋に美しさを夢見る乙女はいれど

桜青葉繁れる先の枯葉物語を語る乙女はなしぞ