望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

ヘチマsponge

2023-12-19 15:12:34 | 思いダイヤル

ヘチマsponge

ヘチマ束子で濾過すべき云々
ヘチマ束子の繊維感に濾させる
皮膚に波紋を描こうとしていた
三角刀を振り上げる限界
生き様を表に泥濘を進みながら
錆びない鉄瓶に刻む青い鳥
耳鳴り癇の虫 
銅板にノイズとしてリトグラフ
深く彫り混んで傷も蒸れ

嗚咽 日照り続き塩気の茂草
本音 飛び出す前に唾にまみれた
おーい ヘチマ束子よ砂漠を濾して海をみよう

朝日を待ちわびる立ちんぼ
ああ 渦潮に引き込まれて云々 
大波に小波に払戻して