望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

精神平野

2021-06-30 14:27:02 | 高純度結晶

精神平野

牛たる所以は牧場の仮想
のどかな巨体は揺り篭 
雑念 追い越していた
サバンナ季節に野牛たる所以 遠回り時計を介錯する空腹 近回り時計で口を満たす旅
命運は手っ取り早い口

尖圭を潰し近回り時間 
口に含んで満たされる
ケバケバを纏う小心平野
揺り篭で寝息をたてなおす
命運を掛けた平野は厳か
起伏なし精神平野は近回り
遠回り時計におさらば








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登頂へ向かう領域

2021-06-21 08:55:44 | 高純度結晶

197X年 ○○ 私はヤングオゥオー(^o^)だった ホンダCB50に乗って高丸山登り口まで発進 
私のバイクは上り坂にとろく 何キロも続く上り坂ではエンジンが過熱 プルプルと音を出して停止 始動させてを繰り返し悪戦苦闘の三時間 登り口についてサンダル履き 50分で頂上についた
それが人生最初の本格的登山 数年後に剣山 最近に
奥槍戸から剣山トンネルを抜けてジロギューをあおいだ 峠からの展望は別世界
まさに此処にしかない天空の楽園だ
高丸山とはネットより引用


 領域

山と成り上がる領域
自滅する鋼鉄枠を予期
破壊される境界を予感
権力にあおられし権威
排水口に流れて大瀑布
鳩に己を喰わせてにわか雨
椋鳥とあばいてくる逆光線
光に震える日陰に沈む領域
生きとし生けるもは森林

雨に徒党を組む椋鳥
雨粒をはじいて迷い鳥
防水加工を知られまい
橋脚下をネグラに糞で占領
椋鳥と鳩に為りきり交互
リメイクはチュンチュン 
一人ぼっちの森林ねぐら
カラスに喰われちまう
乾いた濡れた路面の分れ目を見抜けない徒党
近隣で不確かな領域
ざあざあ雨 晴れ領域
椋鳥にやられちまう

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夏 ご飯だより

2021-06-17 09:58:44 | 詩歌旅人


 何にもしたくないとか 忙しいときは シラス丼
徳島県和田島はシラス漁の本場 和田島の釜あげしらすは高価だが価格に見合うだけのうまさ
釜あげしらすをコシヒカリ炊きたてのご飯にのせてすだちを絞りだし醤油でいただく 夏バテ 食欲のない時は有難い元気になる丼ぶりだ
逃げて逃れる

摺り足の忍び足
猫のような足取り
早足の急ぎ足
路面を叩いてバタバタ
カラスがカアカア喚く行き先
時間に追い込まれる

街角に立つとよろける
塞ぎ混んで負けてしまう
生きてるとはやられること
やり返すより逃げればよい
街角の罪悪に汚されるより
転んでしまえばよい

誠実さをボロボロに粉砕
健全さをサラサラに撃沈
摺りきれるまでやられるなら
果敢に立ち向かうより
逃げてトコトン生きて行く
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スマホ小出し進化

2021-06-07 13:06:25 | 詩歌旅人

スマートフォーンのメーカー その年の新製品を前年度の製品より味付け もうこれ以上の進化はないよな主張する
しかし技術の小出しで毎年
小出し進化の新製品を出してくる
 そして最も不可解はスマホのcpu Snapdragonとかいうのは 前年度の物より20から30%の機能向上を謳う 
しかし私が現在使っているスマホは三年前の製品だが
今年の新製品のcpu  Snapdragon○○○は私のスマより6割から9割 進化していることになる
それが真実ならスマホメーカーはペテン師だ
メーカーは顧客に新製品を買わそうと誇大な進化論を毎年演じるより技術の小出し出なく スマホがスマホじゃないくらい進化した製品を出して見ろと言いたい
 私のスマホ選び方はカメラ 画面 音はそれなり
一番は画面サイズの大きいものが基準だ しかし7インチsizeのタブレットはいらない あくまでもスマートフォン規格で 画面サイズの大きい物をスマホ選定の基準にしている
スマホカメラの夏描写
スマホカメラは夏を探す
夏を自由自在に模様がえしても 夏を季節にできない気がしてしまう
自然は夏を夏と言わない
そんな気がする

私のスマホ夏
スマホ依存で毎日 夏
スマホを片手にチェーチェとなくスマホ蝉さんにキレて逆ギレされちまうスマホ夏

スマホを片手に無我
夏らしい自然の夏
そんな当たり前の夏に戻りたい


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流行と言う感覚

2021-06-01 16:24:35 | 詩歌旅人


雨の日の用品
 
 雨の日に必要な雨具 雨靴 レインコート カッパ
傘 ポンチョなどあります
私は昭和世代でありますがここに数年 若い女性が雨の日に履いているレインブーツ 流行何だろうけど 私には田植長靴を連想させる ズバリ○○化成の田植長靴だ
流行とは回帰するというが
業界が過去の流行品に手を加えて商品を出す 
それが時代感覚と消費者の感性が合致 ただ仕掛けられた物に安易に飛び付きたくない
 世の中に存在する物体 理論とか 何もないゼロの状態で初めて原型を作った発見した先人に敬意を表したい 

青い一欠片

雨 ぽつぽつ降り出す
大粒の雨に嫌われよう
雨雲に嫌われよう
合羽の内から我慢の汗
傘をさせば辛抱のざざぶり
青々した歩みは茅に削がれる

青色は大空のマボロシ
追いかけても追いつかない
突き抜けてしまう空
青色の海に白波小波
底の底まで青色は遠いマボロシ
最後の最後までたった一欠片の青さを無くしはしない
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