望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

紺碧を守り抜く

2021-08-27 16:10:15 | 高純度結晶

最寄り駅はビーチ

 田舎の臨時駅season off・平穏な夏には海水浴で賑わっていた砂浜が、新型コロナ 天候不順で 潮騒の音だけが響いている。徳島県海部の田井ノ浜が一番美しく輝く季節は秋 秋の訪れは間近 水は澄み渡り潮風が頬をなでた。透明感のある空気、数千年の時を経ても変わらぬ海岸線の景観は、未来へ残したい何とか遺産にしたいものだ。田井ノ浜から室戸岬へ続くSunlightの道周辺は山・川・海・自然に恵まれ温暖な気候、暮らしやすい環境にある。

😆厳かな海に思いはうつり 懐かし い香り涙を誘い 心にしみる風は 身体を揺さぶる

あ…砂浜 脳裏に有りのまま 葛藤を炙り出す

あ… 日本中探そうと求める者には唯一の海

太平洋  父母を偲ぶ者に面影を涙から思い出

故郷  思い出を辿る道 苦悩の人心を笑顔の道標

田井ノ浜 心にしみいる古里のままであれ


紺碧を守り抜く

平線に落ちて水平線より更に紺碧で朝日に逢おう
はぐれ背景で海の忘却になろうと堪えた精根
海と共に夕暮れた墓標

一筋の潮流にのって船旅
唯唯 紺碧に徹した船旅
NOと言い切ったからこそ
寄せては返す波は砂浜をサラサラにして紺碧
大海に道標はお陰様
お陰様で紺碧の空と海

「 白浜ビーチまるまる町はかって 核廃棄物処理地
住民投票で否決
住民の選択は海を古里を守り抜いた
200㍍の地層に核廃棄物を
埋めても安全ではない
地球 自然界の脅威は人間の予想を遥かに上回る
どこの自治体であろうと みんなの古里を紺碧で子孫に残すことがYES」

誰もが拒絶する核廃棄物
砂浜に核廃棄物の穴を拒否
飴と鞭で揺さぶられる望郷
海と苦楽をしたからこそ お陰様でと紺碧を守り抜いた


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波は降りしきる

2021-08-18 19:21:43 | 高純度結晶

東洋町甲浦 白浜

今日は何故か 目的もなくさ迷った
気がつくと高知県東洋町甲浦にいた 遠浅のビーチがあり夏は海水浴で賑わう白浜ビーチである
私が初めて訪れた時の白浜ビーチは 何にもなく本家ビーチがあるだけだったが 今は道の駅が整備され 特産品を取り扱う売店があり 東洋町の新鮮な魚 野菜 名物ポンカンなどが購入できる
何年前に8月に入り10日ほど豪雨が続いた年があった
あれ以来 又 豪雨 ひどい状態だ
室戸triangleの海岸は 遥か太平洋から 不安の白波が押し寄せ 砕けては波の粒子が 空へ希望を求めて はじけていた草と石とあるなら ただあるだけ悲しくて 犬猫とあるなら 痛さ 欲しいを知るだろうが やっぱり悲しい人間とあるから 愛を知り 欲望に翻弄され 命の重み 辛さを味わう
新型コロナ 異常気象 地震
今 何かにみいられているかの様に混沌とした不安の日々 
だからこそ命を見つめ 地道に
あることだ


波を降りしきる

思いがけない夏の行方
波に拐われそう防波堤
波消しブロックに身体ごともって行きそうな波浪
履物を脱ぎ捨て素足で踏ん張るスタミナは血潮
河原に寝て昔を嗅いで
石を拾い砂を掘って
湧いた水に顔は苦しい
毎朝たやすく洗顔する慣れた怒り顔
鏡に積み重ねた顔は拭きだまり 日焼けは塩を吹き出した
岬を間近にたち塞ぐ大岩
爪を剥がし血豆に鮮血
岩肌にかじりついて波を降りしきる
波は涙をまぜてびしょ濡れ












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地道にジェミニ

2021-08-13 11:24:05 | 高純度結晶

夏の苦手害虫

 休耕田に雑草がはえる早さに驚愕 近辺では稲刈りが始まった せっせつと草刈り 異常にコオロギが大量発生していたのだ 例年とは比較にならない数 
秋虫のコンサートが始まる時期 我が家の周囲ではコオロギ キリギリス クツワムシ マツムシの鳴き声は聞こえるのだが 鈴虫は子供の頃から耳にする事がないくらい珍しい
夏の我が家ではデンジャラスな昆虫 爬虫類が出没する
とくにムカデは最大の宿敵である ムカデ退治 忌避剤を室内に設置 衣料用の虫除けパラゾールも効果があると言うので設置している
爬虫類では本年 マムシが異常に多く早くも10匹以上を駆除した
むやみに殺生をしたくはないがマムシだけは別だ
近年 マムシ血清は近辺の医療機関でも不足 置いてないらしい
その他 ゲジゲジは鳥肌もの スズメバチも近年 頻繁に出没する厄介だ
 癒される昆虫はトンボ類
昭和テレビ時代 アニメ
ミクロイドsのヤンマはカッコよかった まあいろいろ シオカラ 羽黒 銀ヤンマ オニヤンマ アキアカネ トンボの姿に美を感じる 銀ヤンマとなって飛行してみたい

地道にジェミニ

おおらかさは地味を認識 
水面を飛び立ちジェミニ
見透かされる羽はメッシュ
捥がれそうで欺瞞をはらう
空気だまに墜落した日陰
端っこ端っこへジェミニ
自己確認は葉っぱスレスレ
地面をトンビより先に実感
銀ヤンマより頭を下げて
秋を操る茜より秋に馴染んで季節無き地面をスレスレ
地に深い深さ掟を掻い潜り
地味地道にジェミニ
天上のジェミニを追って
地上に羽黒ジェミニと奮起
絆をジェミニへ結んで

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patagonia750

2021-08-03 13:23:08 | 高純度結晶

patagoniaバックプリントは華麗に750ライダー
爆音は優越を駆り立てヒロイン
街頭を走り去る先 赤ん坊をあやすキスsign 愛撫を綴る快走 patagonia看板を先どおり十字クロス
アベニューに誇り高いわたし時間 patagoniaにあっても巷 牽引されるバックプリント

patagonia大地 一人ぼっちのセルパ
牛の涎をかいまみてジプシーを免れた
しっぽがプルンプルン振り落とす牛糞を踏みつけ 足跡を追うように進むpatagonia夜空に法則は不成立
風を切った始発 赤い玉は暗闇に線香花火 運がいいとか悪いとか 
蚊取り線香はロシアンルレット
煙成分にふるい分けられて微塵 運がいいとか悪いとか 大反則を見上げる地に拘束されない足を向ける
patagoniaセルパに誠実成分はきわまる厳格











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