望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

瑞々しく山ワサビとあるがままに

2015-04-30 20:14:18 | ぐうたら


「山わさび きれいな谷川の流れ 浅瀬に自生する多年草らしい」

春の山菜 食べられるのはイタドリ フキは子供のころから収穫して熟知していた

私の無知か徳島県南部の平野部で 山わさびが自生しているとは思いもつかなかった

三年前に当方近辺の里山奥地 清澄な流れの谷川で山わさびらしき群生を発見したが その時はそれで終わった

先般 イタドリを収穫にいったおり再びその植物の瑞々しさにひかれ ネットにて調べると 山わさび 間違いないと確信したのである

数少ない 山わさび 一株のみ収穫し本体をすりおろし正味すると その美味に感動 自然の恵みに改めて感謝感激

             
           「瑞々しくありたい」

 誰も産まれた時 子供時代 青年期は瑞々しい 

生まれ持った才能はなくても 感受性を高め瑞々しい自分の感覚で表現したい

厳しい冬に叩かれ 暑い夏に翻弄されようと
あつくたぎるマグマを吐き出し大噴火
大空へ羽ばたける 瑞々しい翼でありたい

瑞々しい毎日に出合いたい
明日こそはより良い明日であるように 今を瑞々しく生きたい

 いつか年老いて古木になろうと 瑞々しい精神で瑞々しい新芽 新緑に耀ける
瑞々しい自分でありたい


寂しさの果てへ 寒ヶ瀬

2014-09-10 16:43:33 | ぐうたら
(徳島県海陽町 寒ヶ瀬)

海部川の奥地 寒カ瀬 山肌にへばりつくように数件の民家 荒れ果てた棚田 実りの秋に相応しくない寂しい景観の棚田 



     「寂しさの果てに寒ヶ瀬」

 寒い寂しさに赤い花咲き 寂しい寒さを嘆くように赤い花 ひときわ寂しく村を見渡して秋に萌えている

ひっそりとある民家 静かすぎる気配は果てしない 「 光よ射し込め 山奥深く埋もれようとする村に百年先に届く希望の明かりを照らせよ」

緑なす山 谷間にやどる大いなる歓喜の力よ
清水のほとばしり はじけて光り輝く愛の光 子供 子供らの喚声  寒ヶ瀬に呼びおこしたまえ


パラグライダー 自由の空

2012-09-28 19:41:45 | ぐうたら
秋の海部川上空 天高く
清流 青空を映してエメラルドグリーン

ラムネ瓶を透かして見るサイダーのような冷こい水が流れていく

海部川中流域 川原をブラブラ散歩
ふと空を見上げると トンビが輪を描くようにパラグライダー優雅な舞

パラグライダー大空を勝手気ままに 風まかせの飛行をしているように一見 見える

しかし実は違う「風の流れを読み風に乗る技術と気象学などの知識と経験があってこそ パラグライダーの飛行が可能なのだと思う」

「自由の空へ 飛べない翼」

空 どこまでも自由に果てしなく
空気の粒子は無限の空間を自由運動
大空を自由自在に落下せず流れ行くのは 透明な風 それは大自然 地球の深呼吸

人は出逢いと別れの中で 傷つき泣いて 強く生きて行ける
私!さまようばかり迷い道 途方にくれて 父母の愛に甘えていた

命の燃やして生きて行く大切な者

さがしさがし求めて つらく長い道のり かすかな光目指して 羽ばたく

愛 愛に満ちた自由の空へ

flyーhigh 青い青い空の果ての果て blueが行き着く 深い深い藍色の愛の空へ