望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

秋の泣き虫

2020-09-10 21:42:30 | 燦々創成期

秋の泣き虫

無知と知見を混ぜ交ぜ
秋を感覚として捕捉
野に鈴虫本体を見切る

黄金虫を取り巻く鳴き声
騒々しさに季節への正否を渦に巻かれる泣き虫
五分の魂に気温の変化 木々の彩りで秋と認識した一寸の皮膚感覚
鈴虫を監禁 風情で秋 
牢獄の中に無形の季節を造り出す

リーンリーン 鈴虫
野はタダタダ気温の下降へ従って冴え渡る
無形の欠片へ鳴く秋の泣き虫









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