団地夫婦の日々

常盤平団地夫婦の54年、団地内で気付いた事を時々に、妻の料理、私の買い物等

常盤平団地の56年 再び二人散歩

2021-03-11 15:09:45 | 夫婦

先日の二人散歩は三日間続きました。

奥様が毎日私に付き合って散歩するのを敬遠したのかも知れません。

久し振りの一人散歩では今迄何度も歩いたコースをチョッと外したら私にも新しいコースが発見出来たので・・

翌日、奥様を誘って出掛けたのは、以前にも紹介した松戸七福神徳蔵院の裏手に当たる古い家並みの有る辺りです。

場所は八柱霊園の近くで矢張り八柱地区なのでしょうが・・

塀も囲いもない梅林も有って・・

薄暗い梅林の真ん中で見つけた大きな蜂の巣?です。

奥様は「気味が悪い・・若し蜂が居たら危ないでしょうに・・」と言って遠くから眺めていましたが・・

私は前日に撮った蜂の巣の写真がバックに焦点が有っていたため、肝心の蜂の巣が呆けて写っていたので・・

今回は至近距離までシッカリと近寄って・・子供の時に見た数センチの蜂の巣に比べて大きな蜂の巣はTVでは良く拝見するのですが実物をまじかに見るのは初めてのこと・・

地域的にもこの辺りの住宅は周辺の土地開発とは縁が無かったようでして・・

人通りも無く静かな道を二人で歩いていると向こうから私達と変わらない年代と思われるお婆ちゃんが矢張り一人で散歩らしい・・

 お婆ちゃんから突然、声を掛けられました。

「お散歩??良いですね~二人で・・ここが娘の家なんですよ・・」

指差したのは塀越しに見えた普通の然し立派なお家です。

話し掛けたお婆さんのお話は、それからが長かった・・

娘夫婦の家は自分達親が建てて上げた事、自分は茨城から嫁に来た事、お舅さんに厳しく言われて辛かったこと・・

延々と続くお話に初め三人固まって(勿論マスクはしていましたが)話をしていたのですが・・

私一人途中から話題から抜けようと体を斜めにして歩き出そうと・・

私の奥様も茨城県の出なので話題が茨城に転じたら更に話が長引くと思ったのでしょう・・

茨城って聞いて私は思わず「妻も茨城ですが・・」と相槌を打ちそうになってやめました。

「そんな苦労をしたからこそ今がとっても楽しくて楽な暮らしが出来て・・今幸せ一杯なんでしょう?」

「そうなのよ・・」と嬉しそうにして自慢話の続きを・・

このお婆さん改めて自分の幸せを感じたのでしょうか・・

張りのある大きな声は続きますが、この道、車も人も殆ど通りません。

更にもっとお婆さんは私達と話をしたいらしくて、

今来た道を逆戻りして・・

そうして三人は超スローで歩きながら楽しいお喋りを続けました。

殆どお婆ちゃんが一人で喋って・・

専ら妻が相槌を打つの繰り返しですが・・

「あそこの梅林を見に来たんですよ・・」と私が口を挟むと・・

「あ~アソコAさんの所ね・・」何でもご存じのお婆ちゃん・・

Aさんは土地持ちで地元で酒の卸販売をしていて、私もお店で酒やらビール等も良く買った覚えのある人の名前が出て来て

さすが(@_@)地元のお婆ちゃんです。

「写真撮っているの??うちの庭の梅の樹も咲いてるよ・・」

「そうですか良かったら撮らして下さる?・・」

「良いとも・・どうぞどうぞ・・」で案内をして下さる。

大きな本家の直ぐ傍に平屋の家が一軒・・

「カラオケやるんでお爺ちゃんが作っちゃって・・撮るの??恥ずかしい・・」撮影したのですが恥ずかしいと仰るので遠慮して置きますが・・立派なお家で一家族が住めそうな??

 この辺り、こんな建物が並んで建っています。

100m程離れた場所は車で私も利用する、お隣の船橋市川方面へ抜ける幅2車線の立派な道路です。

何年か何十年前かこの辺りの道路整備では、きっと土地買収で潤い住民達は土地買収で揺れ動いたのかも知れませんが・・

今は、立派な古い家が何軒か並んで、直ぐ前が静かな散歩道になっている旧街道のようです。

それと、この辺りにも元は農家のお家が幾つも有ったようです。

 

奥様が小さな無人販売のお店とも言えない場所で買って来た一袋100円のブロッコリー・・ゴチソウサマ

 

 

 

 

 

 

 



最新の画像もっと見る