団地近くの新築住宅地に本格的に鳩を飼っていらっしゃる家が有ります・・
いつも小屋の中で鳩が動いている気配は有るのですが・・
20羽?30羽位はいるようですが・・
「こんなに鳩を飼ってどうするんだろう?・・」
偶々散歩の途中で、飼い主さん?が鳩小屋から出て来られたので、思い切って声を掛けました・・
「あのう・・チョッとお話ししてよろしいでしょうか?・・」
「先日、鳩小屋の外に1羽だけ外にいたので、近所の土鳩(で良いのでしょうか)かと思ったら片方の足に小さな輪っかが付いていたので同じ仲間なんだと思ったのですが・・」
ご主人は即座に「ア~それでしたらここで生まれた若いので・・皆と一緒に中へ入れなくて・・心配しなくても・・」
話の切っ掛けが出来た所で「こんなに伝書鳩飼ってどうなさるの?・・」
「あ~昔は伝書鳩でしたが、今はレース鳩と云ってレースに出すんですよ・・訓練して・・初めは柏から、次は埼玉からそして福島、岩手、最後は北海道からですよ・・」
「向こうへ運んで行って放して、ここへ戻って来る?・・」
聞けば北海道からこの小屋迄止まることなく飛び続けて?時間で帰って来るそうですが・・
その為の訓練も費用?も大変らしいのですが・・
聞き間違いで無ければ、今全国にはレース鳩を飼っている人は1万人位いるそうです。
改めて団地の芝生の上の鳩達が仲良く伸び伸びと餌を啄ばむ彼らとレース鳩のどちらが鳩にとって幸せなのか考えさせられました。
趣味?商売?ギャンブル?解りませんが、自分の抱いていた伝書鳩のイメージとは、かけ離れたレース鳩の存在にビックリです。
原爆の日の昨日、広島の式典会場から飛び立った平和のシンボルの鳩達も飼い主の処へ無事帰って行ったのですね・・
今日はゴチソウサマは有りません。