団地夫婦の日々

常盤平団地夫婦の54年、団地内で気付いた事を時々に、妻の料理、私の買い物等

常盤平団地の57年 トコロテン

2022-08-31 18:16:16 | 夫婦

 予報がチョッと狂って暑い日差しが団地のベランダに・・

終戦後、何年か経って世の中が落ち着いて来て・・

高田馬場駅付近も2丁目早稲田側には闇市が繁盛して商店会も活発に活動を始めた頃の事です。

ですから間違いなく昭和の時代です。

今でも小滝橋側の3丁目は私の実家の有るところです。

シチズン時計の工場も有って・・(今でも会社のボーリング場などが残っているはずです)

朝晩沢山の人達が会社まで歩いて通勤していました。

世間では盆踊りも盛んに行われて・・皆、貧乏だったけど今よりもっともっと平和だった気がします。

何しろ子供の頃の記憶ですから・・

車の通る大通りだったかと思いましたが・・これは私の思い違いでしょう。

即製の舞台が出来ていて、シチズン時計の男の人が司会をしていて・・ですからやはり工場の空き地だったような気もします。

男の司会者と舞台近くの子供達とのやり取りが面白くて・・

私も笑い転げた記憶が・・

そして舞台の上には林家三平さんが登場して・・

未だ寄席などが無かったのか・・三平さんが盆踊りや会社の素人さんの舞台に来てくれていたのです。

何故か思い出した舞台上の一コマだけ・・

「えーと、えーとですね・・一月を10円で暮らす手方法が有るんですよ~・・・なんたって一月たった10円ですから・・」

そしてトコロテンを棒で押し出す仕草を・・あの三平節で・・「一突き10円です・・えっへへへへ」

スラッとして若き三平さんの姿が舞台の上で躍動していましたが・・それから何十年と経って寄席に劇場でTVで大活躍された懐かしの先代三平さんの姿をハッキリと思い出します。

 千代田寿司でうっかり戴いた割りばしでトコロテン食べたら・・一時涼しさを満喫した私達です。ゴチソウサマ

 

 

 

 

 

 



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