団地夫婦の日々

常盤平団地夫婦の54年、団地内で気付いた事を時々に、妻の料理、私の買い物等

常盤平団地の55年 クルーズ船の入港拒否を考える

2020-02-08 20:59:13 | 日記

 記事は日経新聞からお借りしました。

新型コロナウイルスによる肺炎を巡ってクルーズ船ダイヤモンド・プリンセスが横浜港で右往左往しています。

断片的に乗客の話は伝わって来るのですが大型客船を率いる船長の話が聞こえて来ないのは何故なのでしょうか?

乗客は、これ迄経験した事が無い事態に不安と動揺の中、半ば監禁状態で船室に閉じ込められているのです。

船長にしても全く経験したことが無い今回の事件には違いないのですが・・

こんな時こそ船長は乗客全員と乗務員全員の命を預かる責任者として何らかの指示を出して然るべきと考えますが・・

船長と同時に陸上にある船会社のトップの人達も全力を挙げて船長以下全員の安全を目指して関係方面に全力で働きかける事が大事だと思うのです。

何も訳が解らない私ですが・・

何処かの国みたいに自身の保全の為に乗客を乗せた儘沈んで行く船から逃げ出した船長のような振る舞いは無いとは思っていますが・・

又、クルーズ船は料金によって客室の階級がピンからキリ迄有ると聞いていますが、今回の肺炎感染に個々の客室料金により対応に差が有ってはなりません・・

その意味で船長の決意の表明が全乗客の心の支えになる事を心から願いたいものです。

クルーズ船に関しては、偶々ダイヤモンド・プリンセス号がこ今回日本に寄港して、日本国が感染者の治療にあたっている訳ですが・・

他方で現在、中国に寄港して後運航を続けている複数のクルーズ船が行き場を失って彷徨っている現状があります。

日本国の対応は如何でしょうか、今聞こえて来るのは自国民を守る為に、これからのクルーズ船の寄港を拒否すると言うバカリです。

建前は兎も角、新型肺炎が発生する以前は外国観光客大歓迎、寄港OKと日本経済を支えてくれていたのは中国を始め東南アジア諸国だった筈・・

そんな国同士に皆入港拒否されて、今クルーズ船に乗っている人達の気持ちは如何ばかりか・・

勿論、文字通り海面下で各国と今後の漂流クルーズ船受け入れを相談してはいると思いますが・・

事は寸刻を争う事態なのです、漂流クルーズ船の船内では何時死者が出ても不思議は無い正にギリギリの状態が続いているのだと思うのですが・・

中国武漢市発の新型肺炎感染拡大については世界各国が関心を持って各国が連携して様々な手を打っているようですが・・

こと新型肺炎の感染者が出たクルーズ船に関しては、今の所関係国は少ないにも関わらず連携がなされている様子は無いようです。

自国及び自国民の安全を主張して、只々入港拒否を主張していますが人道上の問題もあります・・

沢山の外国人と共に多くの日本人も乗っているのです・・

現在日本の医療の高さを内外に知らしめている絶好の機会でもあると思うのです。

外交に自信を持っておられる日本政府が率先して関係各国に働きかけて各国に漂流クルーズ船の寄港をするように計るべきかと私は思うのですが・・

私は無力ですが、無責任とも思いません。

 

 

 



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