去年酷暑の9月にお会いしたあの時は、乾ききったサトイモ畑の葉っぱに付いたアブラムシ退治に悪戦苦闘されていた農家の奥様に同じ畑で偶然にお会い出来ました・・
「あ~この前お逢いした・・その節はゴチソウサマでした・・」
何とあの時暑い盛りの中で畑仕事をされていた奥様に差し上げたペットボトル1本の水の事を覚えていてくれたのですね・・
「あの里芋は如何なされましたか?・・」
「ハイ・・獲って売りましたよ・・少しだったけど・・」
「そうですか・・それは良かった・・あの後畑に親芋のようなのが残っていたので如何されたかと・・良かったです・・」
「で、この後この畑、もう今年はサトイモを植えない?・・」
「・・里芋は連作が出来ないから・・」
「あ~そうなんですか・・何も知らないもんで・・」
里芋も連作が出来ないのは初めて聞きましたが・・農業の難しさがココにも有るのだな~とここでも勉強の私です・・
「お隣の畑は観光農園で今年から枝豆を作って・・もう終わっているようですが・・」
「あ~あれはうちがやっていたのですよ・・」
「あ~そうなんですか・・幾つか取り残した箇所があったようですが・・」
「お客さんの中で、取りに来られ無かったり、取り切れなくて半分残したりで・・最後はうちで処分しました・・」
「私は残った分は来年の種にでもするのかと思っていたのですが・・」
「いえっ来年の種は別に買うのですよ・・消毒した豆を・・そうで無いと・・」
ど素人の考えで・・又一つ勉強させられた私です。
「え~?そうなんですか・・それで観光農園ってどうでした?採算的に?・・」
「どうですかね~・・解りませんね~・・種から初めて、出来上がりまで神経使いますし・・後始末も結構大変で・・」考えて見ますと、お客は出来上がった枝豆を自分で収穫するだけで・・ま~その為にお金を払っている訳ですから・・
市との契約で価格も取り決めての話でしょうが、スーパーで大量の数量を販売するのと違い・・
私には何とも言えませんでしたが・・
「アソコに居るのが私の兄ですよ・・」「え~っ?そうなんですか・・」
トラクターに乗って観光農園の後片付けをしておられるお兄さん・・
お元気で何よりです。
作業終わる迄は降らないようにと・・
アブラムシ被害の畑が無事収穫を終えた事、隣り合わせ二つの大きな畑がご兄妹の畑だった事が私の一番の収穫で有りました。
今年に備えて、去年枝豆畑の整地をされていたお兄さんもプロ農家さんだったのです。
「お蕎麦が残っていたので・・」先日食べたお蕎麦の残り・・
いつも思うのは冷蔵庫で保管された当家のお蕎麦は不思議に伸びて無いのです・・
今日は昼前に天婦羅を上げる良い匂いが・・先日天婦羅の代りに生卵だったので、今日はお蕎麦に天婦羅です・・
ヤッパリ蕎麦には天婦羅!ですよね~・・ゴチソウサマ