初場所が終わりました。
モンゴルから来て15年、34才の力士が休みなく1151回も土俵を務めた末に優勝したのは正に立派の一言です。
兎角物議を醸す土俵内外の話題も無く、この人の周りからは日本人力士としての雰囲気さえ感ぜられて、今回優勝して改めて玉鷲関がモンゴルの出身力士と再認識した私です。
関脇玉鷲関優勝おめでとう。
私として、今場所は連敗後の力士の対応が気になりました。
第一は横綱稀勢の里の二場所に渡る8連敗(不戦勝を含む)後の引退です。様々な負けっぷりは無惨でしたが、清々しい印象を残したと思いますし、、連敗中の一番一番に「今日こそ勝つのではないか」と希望を齎して呉れた、或る意味立派な7連敗だったと・・「怪我をしない力士を育てたい」是非とも頑張って下さい。
第二は小結の御嶽海です。2連敗して3日休んで再び土俵に上がり3連勝して8勝、勝ち越した後も千秋楽まで土俵を務めた・・最後の2連敗はもう怪我が深まって足に力が入らなかったのでしょうが・・白鵬を破って殊勲賞は当然です・・只御嶽海関は余り稽古が好きでは無いと聞いております・・もし怪我の原因が稽古不足に有るならこれからでも遅くありません・・フアンも大勢いるようです、どうかご精進を・・
栃ノ心の連敗休場は致し方無いとしても、高安豪栄道の両大関には前半戦での連敗で賜杯争いの興味を奪いました、がっかりですが何も言いますまい・・何しろ大関なのですから・・
第三は横綱白鵬です。この後色々書いたのですが今回は削除しました。
憤慨即高血圧に・・何も良い事有りませんから・・
TV放送の終りごろ「白鵬は稽古を始めたそうです、春巡業には参加云々・・」と・・「おかしいんじゃないか」と一人憤慨しています。
こちらも15年間、34万㎞走行の老ウイングロードが1月29日を最後に引退ならぬ廃車になります。廃車です、敗者では有りません。良くぞ走って呉れました、支えてくれた自動車工場の社長専務に感謝しています。