団地サイズと言う規格が有ります。畳、窓枠、襖、障子、洗面台、流し台、風呂釜等々・・
普通の大きさの物も有りますが、何せ50年以上も前に建てられたコンクリート工事による代物・・
畳などは同じ1畳でも団地サイズは一回り小さい寸法なのです。
妻の要望で「お風呂のスノコは木製、それも檜のスノコが欲しい」
何年前か忘れてしまったが寸法を計ってホームセンターで材料をカット(金額にもよるがカットは無料)して貰い、持ち帰って作り上げたのが檜のスノコ・・
但し支え板は杉材を使って、釘は銅平釘15mm、スノコ作りは初めての日曜大工で・・
「お母さん、前のスノコはいつ頃作ったか覚えてる?・・」「サ~もう10年位経つんじゃない・・」「えっ・・そんな前?・・」自分では2~3年も前かと思いながら聞いてビックリ・・
寸法を測り、木材を購入するまで半月余り掛かってしまった。
何故って折角作ったのに前のスノコで妻に色々と文句を言われて「隙間が広すぎて足指が挟まりそう・・重くてベランダへ運ぶのが大変・・板が腐って来てるから見っとも無い・・」
ごもっともなのだが・・10年も経てば苦情も時効みたいなもんだと・・
解体するのは簡単・・ハンマーで叩くだけの単純作業・・抜いた銅釘が再度使えないかと・・ダメでした・・釘抜もハンマー叩きも10年経つと力の衰えを自覚させるのみ・・
然し失敗は許されない・・何しろ檜の木材だけで3000円以上掛かっている・・
幸い3000円以上の買い物で300円の割引券がついているから・・
日頃の食品半額等で慣れてるせいか、300円でも節約しなければ・・寸法が全く合わない既製品のスノコ板が同じホームセンターで一枚700円で置いて有った・・2枚でも自分で作るより半額で済むのだが、寸法が全く合わないので諦めざるを得ない・・
天気の良い、温かいこの2日間の昼間・・物置小屋の前を作業場としてスノコ作りに集中したのだが花粉症が更に悪化、ズルズル、クチュクチュ顔中鼻だらけ?出来上がって部屋の中に戻ったがボ~っとして菊池のマリナーズ・・平成最後の巨人阪神戦・・どちらも寝転んでTV観戦もウトウトの合間にクシュン・クシュンの連発で・・もう散々・・TVのニュースで檜の花粉が飛んでいると・・まさか檜板から花粉が飛ぶ訳が無いと・・・我慢我慢・・
10年間の水を含んだ古板を日当たりの良い物置前で干して処分します。
お風呂場からこちらの部屋まで檜の香りがプンプン匂います。「お父さん先に入る?・・」「何故?・・いいよ先に入って・・」檜のスノコで初めての入浴・・いつも先に入るのに、今日だけは私に優先入浴の権利を下さる考え・・当分夫婦仲は大丈夫のようです。
長崎ちゃんぽんの蕎麦をパックから半分出して皿の上に乗せて、タレを掛けて・・「お父さんメンもほぐさないで・・何でも無精なんだから・・説明書きに海老や蒲鉾を入れる更に美味しくいただけますって書いてんだけど・・」余計なお薦めを戴いてありがとうございます。ゴチソウサマ