常盤平団地の５４年 ７８ 檜スノコの香りが消えた・・

花粉症が酷い・・昼夜を問わず１日中、咳とクシャミと鼻水が止まらない・・「明日は昼まで寝ている・・」妻のお許しは出ない・・

AM６時半思い切って、起きて毎朝のストレッチ１時間余り、朝食後、新聞に目を通して・・と其処までは通常通りでしたが・・TVの前で目が開いていられなくなって遂にダウン・・初めからダウンしているのだから・・何もしない時間が過ぎて・・

考えると、檜のスノコ作りに費やした２日間は年寄りにはチョッと、きつ過ぎたようだ・・

夕べ、気が付いたらお風呂場のスノコからあの高い香りが全く消えてしまっていた・・「今、檜の匂いがしている？」「え～してるわよ」・・檜の匂いは勿論、食品を含めて全ての匂いが私の鼻から消えてしまったのです・・

　西友スーパーで買った苺は2段目に、大きさは殆ど変わらない・・変わったのは私の鼻を近づけてクンクン匂いを嗅いだけど・・苺の甘い香りは全然しない「ヤッパリ鼻が駄目だ」

食いしん坊は食欲も無くなった、朝食のフルーツは林檎だけ辛うじて口に入れたが、後はお昼に戴いて焼プリンと共に食いしん坊には辛い一日になりにけりです・・

何年か前にも花粉症の症状が酷くて、矢張り何も匂いの無い数日を過ごした経験が有るので、今回は特別にショックを受けた訳では無いけれど・・

団地2階への登り階段も手摺りに頼ってエッチラオッチラと・・妻から頂戴した張り薬も効いているのかいないのか・・ハッキリしない憂鬱な一日・・ソロソロボ～っとしてきました私ですが・・

唯一巨人小林の活躍・・TVを見ていた奥様が、わざわざこの部屋へ「お父さん、小林が又打ったわよ・・」と嬉しそう・・何しろ肩は良いのに何故打てないのかが・・私が見るTVですがお付き合いをして下さる奥様には感謝です。

　サイゼリアのワインが無くなったので、西友でワインを「コレどうだ、おたるワイン、甘口、辛口どっちにする・・」「甘口甘口・・」二人共ワイン通では無いのですから・・後で「甘口ってお砂糖が入っているの？・・」それって不味いんじゃない・・と思ったら「そうか甘い葡萄を使うんだ・・きっと・・」二人ともワイン通では無いのですから・・

夕べ、今夜と、甘口おたるワインで咳、クシャミ、鼻水の出ない睡眠がとれるかも知れません。

ゴチソウサマ

 

 

常盤平団地の５４年 ７７ 小学校のマンホールトイレ

団地に隣接して常盤平第一小学校が有ります。十年も前には私達も校庭に何時でも自由には入れてランニングしたり鉄棒で遊んだり出来たのですが、物騒な世の中になって、今では許可の無い外部の者は立ち入りが出来ません・・但し選挙の投票に行くときは別ですが・・・

この春先から、体育館の傍らで、何やら工事が始まっていましたが、工事が終わっても現場は特に目立った建造物も見当たらないので無関心でいたのですが・・

先日、脇の道路から覗いたら、見覚えのある今時の井戸が目に入りました。更に鉄網の塀の上から中を見回すと、井戸の先には平らなコンクリートの道？コンクリの道には等間隔でマンホールのような鉄の丸い板が並んでいます・・

傍に建てられた小屋の壁には「災害用マンホールトイレ備蓄倉庫」のプレートが見えて、全てが了解しましたが・・

　　トイレの映像はネットからお借りしました。　

直ぐ傍に有る緊急時の避難場所？の体育館も可成り古くなって・・いざと言う時は？、いや、今日も館内から元気な小学生の声が聞こえて来ます・・小学校の事は私より知っている妻の話ですが・・

丁度その時近くの交番からパトロールに出て来たのでしょうか、若い男性のお巡りさんが二人、私の後ろを通りかかって、私が校内を見てデジカメを手にしている姿を見て「不審者！発見・・」と近づいて来ます・・私は慌てて説明を「今、マンホールトイレと書いて有るので写真を撮っているのですが・・交番では知っていましたか」・・「いや、知りませんでしたが・・」不審者の疑いは晴れましたのでニコニコしてお巡りさんは通り過ぎて行きました。

内心・・小学校と警察、何か災害が起これば、お互いに協力して事に当たらなければならないのに、マンホールトイレが出来た事は学校側が交番に連絡をするべきだと思うのですが・・

　日曜日ゲートボールを楽しむ老人達の姿が・・災害が起きてマンホールトイレが使われる事が無いように・・備蓄は最後まで備蓄の儘で有って欲しいものです。

　小学校の校庭の隅にはボランティアの手でチューリップの花が・・遠くに見える桜の花も道路側からですが、ナイススポットなのですよ・・・

　昨日サイゼリアの帰り道、妻が西友スーパーで又２９８円の苺を籠に入れて・・

明日、明後日と今度は苺が小さくならないのを妻は知っていたのかも知れません・・ゴチソウサマ

 

常盤平団地の５４年 ７６ ２代目総檜スノコ

団地サイズと言う規格が有ります。畳、窓枠、襖、障子、洗面台、流し台、風呂釜等々・・

普通の大きさの物も有りますが、何せ５０年以上も前に建てられたコンクリート工事による代物・・

畳などは同じ１畳でも団地サイズは一回り小さい寸法なのです。

妻の要望で「お風呂のスノコは木製、それも檜のスノコが欲しい」

何年前か忘れてしまったが寸法を計ってホームセンターで材料をカット（金額にもよるがカットは無料）して貰い、持ち帰って作り上げたのが檜のスノコ・・

但し支え板は杉材を使って、釘は銅平釘１５ｍｍ、スノコ作りは初めての日曜大工で・・

「お母さん、前のスノコはいつ頃作ったか覚えてる？・・」「サ～もう１０年位経つんじゃない・・」「えっ・・そんな前？・・」自分では２～３年も前かと思いながら聞いてビックリ・・

寸法を測り、木材を購入するまで半月余り掛かってしまった。

何故って折角作ったのに前のスノコで妻に色々と文句を言われて「隙間が広すぎて足指が挟まりそう・・重くてベランダへ運ぶのが大変・・板が腐って来てるから見っとも無い・・」

ごもっともなのだが・・１０年も経てば苦情も時効みたいなもんだと・・

解体するのは簡単・・ハンマーで叩くだけの単純作業・・抜いた銅釘が再度使えないかと・・ダメでした・・釘抜もハンマー叩きも１０年経つと力の衰えを自覚させるのみ・・

然し失敗は許されない・・何しろ檜の木材だけで３０００円以上掛かっている・・

幸い３０００円以上の買い物で３００円の割引券がついているから・・

日頃の食品半額等で慣れてるせいか、３００円でも節約しなければ・・寸法が全く合わない既製品のスノコ板が同じホームセンターで一枚７００円で置いて有った・・２枚でも自分で作るより半額で済むのだが、寸法が全く合わないので諦めざるを得ない・・

天気の良い、温かいこの２日間の昼間・・物置小屋の前を作業場としてスノコ作りに集中したのだが花粉症が更に悪化、ズルズル、クチュクチュ顔中鼻だらけ？出来上がって部屋の中に戻ったがボ～っとして菊池のマリナーズ・・平成最後の巨人阪神戦・・どちらも寝転んでTV観戦もウトウトの合間にクシュン・クシュンの連発で・・もう散々・・TVのニュースで檜の花粉が飛んでいると・・まさか檜板から花粉が飛ぶ訳が無いと・・・我慢我慢・・

　１０年間の水を含んだ古板を日当たりの良い物置前で干して処分します。

お風呂場からこちらの部屋まで檜の香りがプンプン匂います。「お父さん先に入る？・・」「何故？・・いいよ先に入って・・」檜のスノコで初めての入浴・・いつも先に入るのに、今日だけは私に優先入浴の権利を下さる考え・・当分夫婦仲は大丈夫のようです。

　　今日はサイゼリアの日・・お風呂もお休み？かも・・

　長崎ちゃんぽんの蕎麦をパックから半分出して皿の上に乗せて、タレを掛けて・・「お父さんメンもほぐさないで・・何でも無精なんだから・・説明書きに海老や蒲鉾を入れる更に美味しくいただけますって書いてんだけど・・」余計なお薦めを戴いてありがとうございます。ゴチソウサマ　

　　

 

 

 

 

常盤平団地の５４年 ７５ 猫に嫌われてる私ですが・・

猫は嫌い・・私の団地直ぐ近くにお砂場がある・・

何十年も前、私達夫婦が子供達を育てていた頃は、近所の子供達が集まって、この場所は砂遊びの子供達で黄色い声が団地中に響いていて・・日暮れまで誰かが遊び、誰かが憩うそんな昔がが懐かしい・・

子供達が少なくなってお砂場で遊ぶ事も無くなり、そこへ関東東北大地震が起きて、常盤平団地地域も汚染が懸念されてから、一時は立ち入り禁止の状態に・・

やっと落ち着いたと思った頃・・今度は野良猫がこの辺りで五六匹も一日中ウロウロするようになり、団地の住民か、或は他所から自転車でやって来て野良猫の世話をし始めて・・猫も入り込む砂場は荒れ放題で何かオシッコの匂い迄するような、側の小径を通る団地住民は野良猫、と猫の世話をしている 二三人の人達を横目にそそくさと通り抜けます・・

他人はどうか知りませんが、私は猫に餌を上げるこの人たちと顔を合わせるのが嫌で・・当然自分自身、横目に怖い顔をして通り過ぎる訳ですから、猫もそれを察して視線が猫に向いた途端、警戒する目、いつでも逃げられる半身の姿勢の猫を見る訳で・・私は猫に嫌われていると信じているのです。

　

ところで最近この砂場の砂が誰か（若しかしたら団地の整備をしている会社？）が細かいゴミも無くなり綺麗な砂場に変わって「オヤッ・・」と思っていたら・・

先日このお砂場で誰かが遊んだ跡が・・然も中々手の込んだ出来栄えで・・

若しかしたら中学生位の子供かな？・・嬉しくなってデジカメを・・

今度は子供達が実際にお砂遊びをしている処をご紹介出来ればと、年寄りはチョッピリスナップに自惚れが・・

E地区は私の団地から５００m程離れた所にある団地・・今は八重桜が満開です。

こちらでも猫を見掛けました・・桜を撮ろうと近寄って行くと、ここにも猫が１匹いてジッと動きません・・近づいた私を警戒するでも、逃げる風も有りません。

こちらが遠慮がちに「ゴメンナサイよ・・」とカメラを向けると自然な佇まいと優しい表情でこちらに向いてくれるじゃ有りませんか・・有難うと思わず呟いていました。

　カメラに入り切らない程大きな伸びやかな八重桜をバックに・・・君は野良猫？飼いネコ？これから団地の自宅へお帰りか・・

去年撮ったこの写真は君かい？いつも良いポーズを・・役者だね～！ナイスキャット！

　１パック最後の苺は大きな苺でした。ゴチソウサマ

 

 

 

常盤平団地の５４年 ７４ Yさんちのチューリップ

　１階の年寄り夫婦が窓の下の１画を花壇にしている。

公団の敷地内、URの管理下等と野暮な事は言うまい・・ペット犬を散歩に連れ出しているのも日課のYさんは仲のいい年寄り夫婦なのです。

団地で犬猫は飼えない規則も承知の上で高齢なのに最近まで役員まで務めていたんです。

　毎年の事ですが、奥様自慢のチューリップの花が私達夫婦の目も楽しませてくれています。

今し方ゴミ出しで外へ出て行った妻が・・テーブルの上に、そっと置いたチューリップ。「今、下でね、Yさんの奥さんが呉れたの・・うちも毎日見られて楽しんでいるんだから・・と云ったのに上げるって言うから・・」仕方無く貰ったようでも有るが、嬉しいようにも見えて・・

　早速、何処から探し出したか懐かしい花瓶に・・　

昔、僅かなボーナスでお正月用の花を生ける為、確か娘達と大晦日にわざわざ買いに行ったカットガラスの花瓶なのです。

何年振りかで、お目に掛かった花瓶に生けられたチューリップの花ですが・・今度は飾る場所が無いのです・・何処へ置いても私が引っくり返えしそうで危ない・・お茶椀をやコップを引っ繰り返して「ティッシュじゃない雑巾じゃない布巾布巾」と最近は頻繁に大騒ぎするんです。

二人がいつも生活しているこの部屋は何だかんだで物を飾る空間が無いのに今気が付きました。

　蕗の薹の残り１パック、素早く天婦羅で蕎麦の残りも焼きおにぎりも、又お腹一杯の昼ごはん・・こちらテーブルの上もいっぱいです。

「麺つゆが美味しいのよ、ヤマサの‥これ」でヤマサ醤油から幾らか貰っている訳では無いのですが「どれどれ・・ウンコレ・・」で態々デジカメを持ち出して又パチリ・・

　御覧ください、ホラ、TVの脇の狭い場所で隠れるように大きな花瓶のチューリップが置いて有るでしょう。ここしか置く所が無いのですよ・・

アッ大谷が映っている・・早くグランドへ戻って来て欲しいな～・・ゴチソウサマ