今日は朝から「聴覚障害者のくらしを考える山城研修会」に参加する。この集会は、30年近くの歴史を持つ。参加者は、聴覚障害者・手話サークル・難聴者・要約筆記サークル・聴覚障害児の親・関連労組・手話通訳問題研究会などだ。
私たち手話サークルは、手話技術だけでも理論だけでもなく、地域に住む聞こえない人の暮らしを見つめ日々の活動を展開している。
午前中は、宇治で開業している医師から、後期高齢者医療制度・自立支援法などの問題点が報告され、また、各地で取り組まれてきた生活支援のパネルディスカッションがあった。
午後には、分科会に分かれて各分野ごとの実践報告や討論が行われた。私は、この間注目されている「教育」の分科会に参加する。聴覚障害児をもつお母さんから、行政や教育委員会の体制の悪さ、ろう学校が府南部にないことで、長い時間かけて通学しなければならない現実などが怒りとともに報告されていた。
議員として感じたのは、京都の特殊性だ。京都府全体では250万人ほどだが、真ん中に150万人ほどを擁する「政令指定都市」の京都市がある。その他の市は最大で20万弱の宇治市、その他は10万以下の市町村である。それなのに、府の重要施設も京都市内にあることが多く、府下の府民はいろんな意味で不自由している。政令指定市は、府県と同等の事務をするので、京都市民でない府民はサービスを受けられないことが多い。
残念ながら、次の用務の関係で途中で退席したが、聴覚に限らず障害児の教育について、特に「府下」の教育体制の不十分さが、親や関係者の苦労を助長しているのは間違いない。養護学校が少なく精華にある南山城養護学校が、全国的にもマンモス化して、廊下で授業をしているなど課題が多い。早く解消して欲しいものである。
私たち手話サークルは、手話技術だけでも理論だけでもなく、地域に住む聞こえない人の暮らしを見つめ日々の活動を展開している。
午前中は、宇治で開業している医師から、後期高齢者医療制度・自立支援法などの問題点が報告され、また、各地で取り組まれてきた生活支援のパネルディスカッションがあった。
午後には、分科会に分かれて各分野ごとの実践報告や討論が行われた。私は、この間注目されている「教育」の分科会に参加する。聴覚障害児をもつお母さんから、行政や教育委員会の体制の悪さ、ろう学校が府南部にないことで、長い時間かけて通学しなければならない現実などが怒りとともに報告されていた。
議員として感じたのは、京都の特殊性だ。京都府全体では250万人ほどだが、真ん中に150万人ほどを擁する「政令指定都市」の京都市がある。その他の市は最大で20万弱の宇治市、その他は10万以下の市町村である。それなのに、府の重要施設も京都市内にあることが多く、府下の府民はいろんな意味で不自由している。政令指定市は、府県と同等の事務をするので、京都市民でない府民はサービスを受けられないことが多い。
残念ながら、次の用務の関係で途中で退席したが、聴覚に限らず障害児の教育について、特に「府下」の教育体制の不十分さが、親や関係者の苦労を助長しているのは間違いない。養護学校が少なく精華にある南山城養護学校が、全国的にもマンモス化して、廊下で授業をしているなど課題が多い。早く解消して欲しいものである。