この日も仕事で大阪府豊中市を訪ねていました。
最近は「孤独のグルメ」みたく、うどん屋さんの食べ歩きをしています。(笑)
ひと仕事を終え、お昼を食べるのに良い時間となっていたので↓↓こちらのお店を訪ねました。
阪急宝塚線岡町駅からすぐの「めん処 土手嘉」さんです。
岡町商店街内、能勢街道と伊丹街道が交差する地点にお店を構えています。
創業は文政9年(1826年)と言われています。
ただ、創業については疑問があります。
現在、大阪で最古のうどん屋さんは、池田市の「吾妻」さんと周知されているからです。
疑問点は、吾妻さんの創業は元治元年(1864年)。
文政9年(1826年)に創業した土手嘉さんより、38年も後の創業となるからです。
ではなぜ土手嘉さんが大阪最古と周知されないのか?
文政9年に創業したとされる証拠、いわゆる文献などが存在しないからです。
そもそも土手嘉さんの初代店主は篠山藩士で、仕えていた篠山藩を脱藩するような形で、
現在の豊中市岡町に身を潜めて暮らしていたそうですから、記録が無いのも頷けます。
記録はありませんが、現在の店主は8代目だそうですから、
文政9年に創業したというのもまた頷けます。
現在の建物は昭和元年に建てられたとの事。
店舗外観や店内には、昭和レトロな趣が残っています。
私は4人掛けのテーブル席に座りました。
この日は「肉丼セット」がサービスランチとして紹介されてましたので、
私はその「肉丼セット」を注文。(通常価格より30円引き)
「肉丼セット」は、うどん、そば、中華そばから麺類を選択出来ます。
もちろん私はうどんを選択しました。
しばらく待って運ばれて来たのが↓↓こちら。
うどんには天かす、ネギ、とろろ昆布がトッピングされています。
まずは出汁から味わってみますと、
鰹ベースの出汁に、とろろ昆布の味が溶け込んでいます。
この味、学生の頃によく味わっていた気がしました。
何だかとても懐かしい味わいの出汁です。(^-^)
麺は軟らかで、丸みのある大阪うどんです。
この麺の食感も懐かしい感じです。(´▽`)
食べれば食べるほど懐かしさが込み上げて来ます。
学生の頃を思い出しました。
思い出を呼び起こす味・・・とても良い味だと思います。(^-^)
肉丼はお肉がかなり甘く、汁も少なくて私の好みからは少し外れていました。
食べ終わった後に思ったのですが、うどんの残り出汁を加えれば良かったと・・・。
そうすれば感想も変わっていたかもしれません。
土手嘉さんの「肉丼セット」、うどんは懐かしくて良い味でした。(^-^)
近くに来た際は、また訪ねたいと思います。
↓↓メニュー
土手嘉岡町本店
ジャンル:うどん・そば店
住所:〒561-0885 大阪府豊中市岡町8-16(地図)
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情報掲載日:2020年6月7日
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