JR新大阪駅構内にあるフードコート『大阪のれんめぐり』を訪ねました。
『大阪のれんめぐり』は、新幹線のりばの改札内にあります。
ここでは大阪の名物を一堂に楽しむことができ、観光客にも地元の方にも人気のスポットです。
食べ歩き感覚で気軽に味わえるのも魅力的で、新幹線の待ち時間や旅の途中にもぴったりです。
私が訪ねた時も、多くのお客さんで賑わっていました。
今回訪れたのは、『道頓堀 今井 新大阪店』さんです。
道頓堀に本店を構える老舗のうどん屋さんで「きつねうどん」が人気です。
甘めの油揚げと風味豊かなお出汁が絶妙に調和した一杯で、多くのファンに愛されています。
席を確保した後、注文をします。
メニューには「きつねうどん」「鴨うどん」「親子丼」「かき揚げうどん」などがあり、セットメニューやテイクアウトもあります。
今回注文したのは「きつねうどん」です。
注文カウンターで注文し、ワンタッチコールの受信機を受け取ります。
しばらくして呼び出されたので、料理を受取りに行きます。
↓↓こちらが人気の「きつねうどん」。
今井さんの「きつねうどん」は、油揚げが2枚載っているのが特徴です。
まずは出汁からいただきます。
今井さんの出汁は、鯖節と昆布をベースにしています。
その出汁は深みがあり、鯖節の旨味と昆布の優しい風味、さらに他の節が絶妙に調和しています。
これがうどんとの相性を一層引き立て、ひと口すすれば、心がほっと温まる味わいが広がります。
とても美味しい!!(^^♪
麺はモチモチとした弾力があり、口の中で心地よく広がります。
滑らかな舌触りと程よい噛みごたえがあり、とても良い麺です!(^^♪
出汁との相性も抜群です!(^_^)v
油揚げはふわっとした食感とほんのりとした甘さがあり、出汁と一緒に楽しむことで、さらに深みが増します。
とても美味しかった!(^O^)
今井さんの「きつねうどん」、大変満足させて頂きました!(^O^)
1838年、今井さんは道頓堀で芝居茶屋『稲竹』さんを創業しました。
当時、道頓堀には多くの芝居茶屋がありましたが、20世紀初頭になると映画や新たな娯楽が登場し、伝統的な演劇の人気が低下、芝居茶屋の需要も減少しました。
その結果、多くの芝居茶屋は閉店を余儀なくされました。
今井さんは、芝居茶屋が衰退し始めた頃に、当時珍しかった西洋楽器店を営みました。
先の大戦で店が焼け、戦後には食べ物屋を始め、その流れで麺類を販売し、うどん屋さんとして成長を遂げました。
多くの芝居茶屋の中で、今もなお活躍しているのは今井さんだけです。
今井さんのうどんには、数々の苦難を乗り越えてきたからこその深い味わいがあります。
余談ですが、朝ドラ「おちょやん」に登場する「岡福うどん」は、今井さんがモデルになったのではないかとも言われています。
道頓堀 今井 新大阪店(大阪のれんめぐり)
〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島5丁目16−1 JR新大阪駅新幹線改札内
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