気まぐれ旅

某月某日
この先の３連休にどこかに出かけようかと思っている。
しかし一人旅なので夏休みにもかかり宿の確保が難しそうだ。
港町に行こうと思うのだが、民宿や旅館などはどこも最低２人からで、更にどこも満員に近い。
一人旅はレジャーシーズンを避けるべきなのだ。
夜行高速バスも満員だ。
こういう時には出張モードに切り替える。
始発で出てビジネスホテルに宿泊。
一人旅でも気兼ねなしだ。
温泉につかって、おいしいものを食べて、などという事には興味がないので寝る場所さえ確保出来れば御の字だ。
しかし問題は、小さな港町などにビジネスホテルはないのだ。
場末のスナックはあるが、連れ込み宿などないのと同様だ。
沖縄・石垣島などはラブホに入れば、誰と誰が出来ているかなど、すぐに知れ渡ってしまう。
狭い生活圏ではプライバシーが保てないのだ。

話がずれたが、候補にした某岬の街にはビジネスホテルがないので、近郊に泊まる事にして、電車とバスで現地に行こうかと思う。
乗り物に乗って、ボケッと窓の外を眺めているのは楽しいものだし。
現地ではいつものように歩き回る予定だ。
たぶんその頃には梅雨も開けているはずだ。
日差しが気になるので、涼しい帽子が欲しいのだが、パナマ帽はかさ張るのが難点だ。
必要ない時には折り畳める帽子が欲しい。
以前行った銚子では、帽子もなしに歩いた結果、鼻の皮が剥け、後頭部から首にかけて赤く焼けてしまった。
その失敗を繰り返さない為にも、早急に探してこないと。
ホントは農作業用の麦わら帽子が効果の点でも値段でも一番いいのだけどね。
やはりかさ張るのは車内では邪魔になるのだ。
タダでさえ邪魔にされる年頃のオヤジである。
人様の邪魔にならないように気をつけなければ・・・