Nonsection Radical

撮影と本の空間

やっとかめだなごや

2009年07月22日 | Weblog
某月某日
名古屋駅に降りたのは30年ぶりぐらいだった。
先に書いたが、ホームの立ち食いきしめんの汁の色が薄くなったのと、駅の様変わりに驚いた。
35年前に藤圭子に逢った(見かけただけ)場所などどこかわからない。
もっともその場所が現存してもどこかわからないのだろうが(笑)。
駅自体が豪華になり、バス乗り場がどこにあるかもわからないし、地下にあった「スガキヤ」はまだあるのかもわからない。
これで名古屋生まれであるとはハズカシい。
もっとも名古屋生まれというのはハズカシい気持ちがあるのだが・・・

駅をうろついていても「おみゃ~さん」とか「・・・だがね」とか「どえりゃぁ~」とかの名古屋弁は聞こえない。
少し気になったのは、名古屋ジョシの黒髪率が高いのではという事。
名古屋と言えば「名古屋巻き」とか「しゃちほこ」で有名なのだが、見たところそんな姿のジョシはいなかった。
もちろんしゃちほこも歩いていなかった。
ただ名鉄(名古屋鉄道だがね)に乗っていて、二人がけの椅子に寝そべって乗るジョシがいたのには驚いた。
これは知多バスの車内にもいたので名古屋(近辺)のジョーシキなのかもしれない。
そのジョシの姿は決まってTシャツとホットパンツ(死語)なので、目のやり場に困ってしまうのであった。
そんなネーチャンがヤンキーなのかと言うと、知多バスでの場合、降車時に定期券を運転手に見せた時にキチンと挨拶するのだから姿カタチで人を判断してはいけない。
かといって、股を開いて横座りしていい事にはならないのだが。

名古屋弁が飛び交わないと言ったが、やはり名鉄車中でジョシ軍団がキテレツな嬌声をあげた時には、近くにいたオッサンが「たわけか?」と言ったのを聞き、名古屋に来た実感がわいたのであった。

名古屋に来たからには「モーニング」をと思ったが、かような田舎者が駅周辺でモーニングをする喫茶店を探せるわけもなく、名鉄に乗って知多半島へ向かったのは残念至極であった。

ほんのわずかな時間での名古屋であったが、そのうちにまた行ってみようと思う。
なんかおもしろそうな街だから。

今思い出した。
10年ぐらい前に名古屋駅には降りたのだ。
ただそのまま乗り換えて稲沢まで行ったので駅の中での移動であったのだ。
コメント (2)
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