某月某日
最近は書店で本を探すなどという体力のいる事が出来ない。
おおかたは、書評なり広告なりを見て興味を持った本を実際に店頭にて内容を確認して買う事が多い。
書店で本を探す事が醍醐味である、などと言われるが、それは昔のはないではないか。
最近の書店は、本の区分けがいい加減で、この辺にあるかなぁと探しても見つからず、全然違うところにおいてあったりする。
もっとも最近の本の分類はなかなか難しいとも言える微妙な内容が多いのも確かだ。
近所(といっても電車で一駅、いつも歩いて行く)の本屋で「新潮」を探したのだが置いてなかった。
普段は買わない雑誌なので置いてあるかも知らなかった。
それで、何も買わないで出るのも店に悪いしと、まず単行本の棚を眺めたのだが、目がついて行かない。
しばらく眺めただけで目がチカチカし、選ぶという事さえ辛くなったので、雑誌を探した。
あいにく気が利いた雑誌がなく、平積みの表紙を眺めていたのだが、数誌エロ文学系の雑誌が目についた。
こういうのは目がチカチカせず、ギラギラするのは不思議だ。
と言っても、エロ文学など実は興味が向かないのだ。
中身を見ていないので何とも言えないが、雑誌の雰囲気から「生真面目なエロ」という雰囲気が醸し出されているのだ。
これは「エロ」ではなく「愛」なのかもしれない。
そんなのは読みたくない。
「愛」は疲れるのだ。
笑って読めるような「エロ話」がいいのだ。
昔あった「オヤジ系夕刊紙」に出てくるようなバカバカしい話が、日々の労働で疲れた心身を癒してくれるのだ。
でもそういうのって最近あるのだろうか?
つい最近では「オール讀物」の林真理子の話が気楽で楽しめた。
林真理子がエロ話を書くのである。
時代は変わった。
でも意外とエロ話は作者の実力が試されるのではないかと思う。
永井荷風も例のアレを書いていたし・・・
で、結局はとりとめもなく「yom yom」など買って帰宅したのである。
買った理由は、津村記久子さん(顔が好き)のエッセイがあったことと、椎名誠さんが「写真小説」なるものを書いていたからだ。
こういう文芸誌というのは全然売れていないらしいが、ちょっと時間をつぶすには便利なグッズだと思う。
たとえば、旅に出る時に文庫本ではすぐに読み切ってしまうが、この手の雑誌だと結構時間を保てる。
以前電車内で外国人の旅行者が分厚いペーパーバックを読んでいるのを見たが、それは1000ページぐらいありそうな分厚いものであった。
そういうものなら旅の間時間をつぶす事が出来ようが、それに匹敵する気楽な本というのは日本にはなく、文芸誌が換わりをするのではと思う。
買ったはいいがまだyom yomは読んでいない。
読む元気がないぐらい疲れているのだ。
「朗読者」のように、誰かに読んでもらいたい。
出来ればジョシに、当然エロ小説を・・・
最近は書店で本を探すなどという体力のいる事が出来ない。
おおかたは、書評なり広告なりを見て興味を持った本を実際に店頭にて内容を確認して買う事が多い。
書店で本を探す事が醍醐味である、などと言われるが、それは昔のはないではないか。
最近の書店は、本の区分けがいい加減で、この辺にあるかなぁと探しても見つからず、全然違うところにおいてあったりする。
もっとも最近の本の分類はなかなか難しいとも言える微妙な内容が多いのも確かだ。
近所(といっても電車で一駅、いつも歩いて行く)の本屋で「新潮」を探したのだが置いてなかった。
普段は買わない雑誌なので置いてあるかも知らなかった。
それで、何も買わないで出るのも店に悪いしと、まず単行本の棚を眺めたのだが、目がついて行かない。
しばらく眺めただけで目がチカチカし、選ぶという事さえ辛くなったので、雑誌を探した。
あいにく気が利いた雑誌がなく、平積みの表紙を眺めていたのだが、数誌エロ文学系の雑誌が目についた。
こういうのは目がチカチカせず、ギラギラするのは不思議だ。
と言っても、エロ文学など実は興味が向かないのだ。
中身を見ていないので何とも言えないが、雑誌の雰囲気から「生真面目なエロ」という雰囲気が醸し出されているのだ。
これは「エロ」ではなく「愛」なのかもしれない。
そんなのは読みたくない。
「愛」は疲れるのだ。
笑って読めるような「エロ話」がいいのだ。
昔あった「オヤジ系夕刊紙」に出てくるようなバカバカしい話が、日々の労働で疲れた心身を癒してくれるのだ。
でもそういうのって最近あるのだろうか?
つい最近では「オール讀物」の林真理子の話が気楽で楽しめた。
林真理子がエロ話を書くのである。
時代は変わった。
でも意外とエロ話は作者の実力が試されるのではないかと思う。
永井荷風も例のアレを書いていたし・・・
で、結局はとりとめもなく「yom yom」など買って帰宅したのである。
買った理由は、津村記久子さん(顔が好き)のエッセイがあったことと、椎名誠さんが「写真小説」なるものを書いていたからだ。
こういう文芸誌というのは全然売れていないらしいが、ちょっと時間をつぶすには便利なグッズだと思う。
たとえば、旅に出る時に文庫本ではすぐに読み切ってしまうが、この手の雑誌だと結構時間を保てる。
以前電車内で外国人の旅行者が分厚いペーパーバックを読んでいるのを見たが、それは1000ページぐらいありそうな分厚いものであった。
そういうものなら旅の間時間をつぶす事が出来ようが、それに匹敵する気楽な本というのは日本にはなく、文芸誌が換わりをするのではと思う。
買ったはいいがまだyom yomは読んでいない。
読む元気がないぐらい疲れているのだ。
「朗読者」のように、誰かに読んでもらいたい。
出来ればジョシに、当然エロ小説を・・・