Nonsection Radical

撮影と本の空間

地方自治などない

2009年07月14日 | Weblog
某月某日
最近知事会などで地方への権限を移譲するよう動きが活発化している。
でも住民にしてみれば、そもそも自治などないのだ。
住民、県府道民、国民、はたして自治意識はあるのか?
自らの事を自分たちで決めるという責任ある気持ちはあるのか?
あればこんなにも役人や政治家が勝手な事が出来まい。
何が道州制だ。
だれがそんなものを望んでいる?
話を進めているのは役人や政治家ばかりではないか。
「お上」が納める制度は有史以来変わってなんかいない。
いつも上意下達だ。(じょういかたつと読むと辞書を引いて知った)
地方自治においても、構造はピラミッド式で、いつも上から話が降りてくる。
自治会などというが、自治会の上には連合会があり、更に上へとつながり、自治体の活動機関でしかない。
橋下やそのまんまを見ていても、いつも上からものを言っている。
知事と殿と違いはあるのか?
意見の集約で知事がいるのではない。
票が集まっただけで知事になれるのだ。
だから住民が自治体に文句を言う権利は無視される。
もし住民に自治意識があるのなら、当然自治体ももっと住民の声を聞くであろう。
住民に自治意識がないから甘く見られるのだ。
これでは地方へ権限移譲されても、何も変わらないであろう。
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