りんごの木の下で

りんご農家の日々の暮らし。りんごの木の下での出来事や、思う事などいろいろ♪

「りんご」放射性物質は検出されず

2011年08月30日 | 日常
間もなくりんごの収穫が始まります。

当農園で最初に収穫される品種は「さんさ」ちゃん。

思わずちゃんをつけたくなります。

かわいいでしょ!?(親ばかぶり発揮!)

葉摘みと玉回しの作業を終え、来月の収穫を待っています。来月って!もうすぐじゃん

昨日、ここ横手市では、りんごの収穫を前に放射性物質のサンプリング検査が行われました。
その結果・・・放射性物質は検出されなかったそうです!

昨日の秋田放送のニュースです→日テレNEWS24
 http://www.news24.jp/nnn/news8611787.html

放射能で苦しんでいる農家の事を思うと、手放しでは喜べませんが、まずは一安心です。

また、こんな理由でりんごを売りにしたくありませんが、りんごに含まれているペクチンには、
体内に取り込まれてしまった放射性物質の排出を促す効果があるそうです。

あるサイトに、チェルノブイリ事故で内部被ばくした子供に、
粉末状にしたりんごペクチンを与えているとの記事がありました。

日本でも、粉末状や粒状のりんごペクチンがインターネット販売されているようです。

りんごが体にいいという事は、大きな声で言いたいけれど、
この役立ち方は・・・ちょっと複雑な気持ちです。

さて、今年の大雪に耐えたりんごです。見た目は元気ですが、傷は深いです。

2007年(左)と2011年(右)。同じりんごの木です。(品種はさんさ)
  

カメラマンの腕が悪く、明るさが全く違いますが・・

左側に伸びていた大きな枝が折れ、その他の箇所もあちこち枝が無くなっています。
この木はまだ良い方です。ひどいものは、秋の収穫がすべて終わったら切られてしまいます。

また新しい苗木を植えていくわけですが。復旧まで、あと何年かかるかな・・

それでもみんな、前に向かって進んでいる。
がんばろう、にっぽん!
がんばれ、さっちゃん!


前回のブログでご紹介したやなせななさん。
こんな切ない歌もありました・・



コメント (6)
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