「すす払い」、午前中にほぼ終わった。
と、言っても、長い柄のついたホーキに、
ストッキングをかぶせて、蜘蛛の巣を取る、
これが現代版のすす払い?
と、言うところか?
子供のころ、父母たちの行っているのを見ていると、
カラ竹を、里山から枝葉の付いたまま、
何本か切り取ってきて、顔を真っ黒にして、
煤掃きをしていたのを見ていた。
各家庭には囲炉裏があり、
そこで煮焼きをしたり、冬であれば暖を取っていた。
囲炉裏に薪を燃やすので、家の中は煙でいぶされ、
柱から戸半戸までススで真っ黒。
昔は、スス掃きは単に清掃をするということでなく、
正月を迎える一つの行事!!
そんなことであったようだ。
いずれ、難してことは別にして、
今は大掃除の総称みたいなもの。
ともかく、正月を迎えるために、
1年の汚れをはらうためのすす払い。
お供え用の餅、家で食べる餅を買い求めるのが残っているだけ、
これで、正月準備はほぼ完了となる。
一昨年までは、お供えの餅を丸め、
正月食べる餅を餅つき機でついてたものだ。
今は、餅等々はスーパーから、そんな時代になった。
いろいろ意見があろうが、時代とともに、
餅は買って食べるもの、
しめ縄もスパーから・・・・
変われば変わるものである。