里山の移ろい

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すす払い

2017-12-17 16:29:14 | 日記

「すす払い」、午前中にほぼ終わった。

と、言っても、長い柄のついたホーキに、

ストッキングをかぶせて、蜘蛛の巣を取る、

これが現代版のすす払い?

と、言うところか?

 

子供のころ、父母たちの行っているのを見ていると、

カラ竹を、里山から枝葉の付いたまま、

何本か切り取ってきて、顔を真っ黒にして、

煤掃きをしていたのを見ていた。

 

各家庭には囲炉裏があり、

そこで煮焼きをしたり、冬であれば暖を取っていた。

囲炉裏に薪を燃やすので、家の中は煙でいぶされ、

柱から戸半戸までススで真っ黒。

 

昔は、スス掃きは単に清掃をするということでなく、

正月を迎える一つの行事!!

そんなことであったようだ。

 

いずれ、難してことは別にして、

今は大掃除の総称みたいなもの。

 

ともかく、正月を迎えるために、

1年の汚れをはらうためのすす払い。

 

お供え用の餅、家で食べる餅を買い求めるのが残っているだけ、

これで、正月準備はほぼ完了となる。

 

一昨年までは、お供えの餅を丸め、

正月食べる餅を餅つき機でついてたものだ。

 

今は、餅等々はスーパーから、そんな時代になった。

いろいろ意見があろうが、時代とともに、

餅は買って食べるもの、

しめ縄もスパーから・・・・

変われば変わるものである。