名南将棋大会ブログ 名古屋

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SS1-16 居飛車穴熊に66銀型四間飛車(4)

2024-06-08 | 基本定跡の研究

基本図から

51角28玉84角26歩94歩96歩62飛

86歩同歩88飛として

73桂は先手有利になりました。後手の工夫は93桂です。石井先生の推奨手順は86飛85歩88飛

93桂は使えないでしょうという指し方です。64歩68飛35歩

35同歩65歩同銀36歩25桂24歩

桂は死にますが、穴熊も弱点ができます。64歩25歩74銀

これで先手有利だというのですが、評価値は-101で後手ペースです。以下のAIの最善手を追いかけてみましょう。45歩同歩64銀63歩46歩

4筋に手を付けるのが急所です。36金57角成62歩成47歩成

先手は駒得を回復できるのですが、先手玉だけ薄くなると勝てません。52飛42金引同飛成同金64飛

23銀や22角成の筋をみせます。33桂打と受けさせて、67金58飛

57金同飛成75角46金

46同金同竜48銀36金

うまく攻めをつなげられて、後手ペースが続きます。

ということで戻ります。

93桂に97桂というのも書かれていて、

64歩86飛85歩同桂65歩

ここは73桂成が最善で、73同角83飛成

角取りは受けにくいです。66歩73竜67歩成63歩

これは次善の策だとされているのですが、評価値は-190、後手ペースから後手良しというところ。42飛86角58銀

金を剥がされて、金桂と角の二枚替えになります、後手玉は堅く、攻め駒は3対3くらい。後手良しとして良いでしょう。

先手は別の手を探さねばなりません。


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