名将会ブログ (旧 名南将棋大会ブログ)

名古屋で将棋大会を開いています。
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SS4-5 ノーマル中飛車に袖飛車(19)

2024-10-13 | 基本定跡の研究

59飛と引く形から

86歩同歩85歩

85同歩としないで37桂86歩88歩

このほうがありそうな進行です。87歩成同歩85桂

86角か88角か、分岐です。86角は65歩55歩同角45桂

44銀56銀左73角

65銀には94飛と逃げます。75歩ならば84飛68金94歩

これくらいの進行で、評価値は-50、互角です。

分岐に戻って

88角には65歩

65同歩は88角成同金44角

この図の評価値は-134の後手ペース。66角は同角同銀76飛、98金は77桂成、58飛には88角成同飛77金としても。79角と受けるしかないですが、66歩58銀76飛・・・まだつぶれてはいないですが、後手が押しています。

ということで

69飛が最善で、66歩同銀77歩

77同桂しかなさそうで、76飛45桂15歩

15同歩17歩同香44角

端を絡めて後手が指せるようです。評価値は-145

途中の45桂では58角のほうが難しく

77桂成同銀75飛

この図の評価値は0近辺の互角です。後手からは端攻めや65桂があり、先手には45桂の攻めがあります。

互角の変化が多いですが、59飛と引いた形は88角成同金44角が金取りになるので、後手からの攻めは続きます。

 

あとは68飛と先に受けておく形で、

65歩の攻めではうまくいかないので、55歩同歩同角

5筋の歩を切って、22角~54銀とできればまずまず、後手の作戦勝ちになりそうです。

後手番で急戦は難しいのですが、互角以上で戦えるようです。明日からは居飛車が先手番ならば?を考えることにします。

コメント
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