米沢市内の西。
今は無人駅の西米沢駅の真ん前にその店はある。
西米沢駅は米沢と新潟県の坂町を結ぶ米坂線というローカル線の駅。
走っているのは電車ではなく、ジーゼルカー・・・汽車である。
駅舎が建て替えられたのは確か、35年位前。
当時は駅員さんのいる普通の駅だった。
金沢屋は、駅舎の建て替えられる前からずっとここにある。(多分ね、私の記憶ではそう)
米沢ラーメンの細縮れ麺。
固めの茹で加減で、舌の上でプルプル踊る縮れの食感がたまりません。
スープは見た目は黒っぽく、くどそうだけど、油が殆ど浮いてないアッサリスープ。
醤油の味が少し強め、かけそばの出し汁に近いかも?
それでもアッサリしたスープ。
飲み飽きないし、癖になる味だな。
チャーシューをぶ厚く切る店が多い中、ここのチャーシューは薄切りです。
ラーメンとの一体感考えると、厚けりゃ良いって物でもないな。
郷愁さそう、どこか懐かしい店内は落ち着きますね。
汽車通の高校生もちょくちょく立ち寄るのでは有るまいか?
私も汽車通だったら、この店に入り浸っていたかもね。
残念ながら、私はチャリ通。
学生時代にここの駅に来ることは殆ど無かったな。
学生の利用が多いからかな?去年の値上げラッシュの時も頑張って値上げ無しで乗り切ったようです。
ラーメンとそばがランダムに並ぶメニューも珍しいです。
久々に駅舎の中に足を踏み入れてみました。
学生時代は利用しなかったけど、もっと子供の頃。
母の実家に行く時はここの駅から汽車に乗った・・・
蒸気機関車からジーゼルカーに切り替わっていく時期。
蒸気機関車が来ると嬉しかった。
ジーゼルカーが来ると、「もう一本待とう!」って駄々こねた記憶が有ります。
ノスタルジックな気分と共に、懐かしい味のする中華そばを食べる。
なんてのも良いでしょ?
※2009年2月8日時点の情報です。
ID:0003252754
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