先日、おやつやさんが名古屋帯の記事を書いておられましたが、そこに書いたコメントに対して、「おめーのミシンで縫えるものなら縫ってみやがれ~!」って挑戦状が届きました。
帯の切れ端と赤のバイアステープと柄布・・・
最初柄布は何するんじゃろ?端切れが迷い込んだのか?と思いましたが・・・
バイアスにカットしてあるって事は、「バイアステープも作ってみたがれー!」って事だなと・・・
バイアステープ何て作った事無いけど、作り方の知識くらいは有りますから、厚紙切ってアイロン温めて作りましたわい。
「ポケットティッシュカバー何て作れないだろう?」って挑発して来ましたので作ってやりますわい!(笑)
左側のバイアスの縫い終わりが生地から外れてしまったのはご愛嬌です。
端始末はたち目かがり縫いでスイスイ縫えました。
どやっ!
ポケットティッシュカバー作ったで~~~!
生地がしっかりと細かく硬く織り込んで有るので、出来上がりが縫物ビギナーの私でも、かなりカチッと良い感じに縫いあがりますな。
生地自体は厚くないのですが、裁断する時に鋏から伝わる感触は「あっ、硬い・・・」って思いましたな。
で・・・
ミシンでの縫い塩梅は動画にしてみましたのでどうぞ・・・
メモリークラフト7700重ね縫い.wmv
3枚重ねは余裕で縫えたので、直ぐに折り返して6枚縫いに挑戦しました。
安全装置が働いてミシンが停止しちゃいました。
こういう硬いの縫う時に回転を上げ過ぎると。針が折れたりミシンが壊れそうに成るのでゆっくりで縫うのですが、一番ゆっくりだと一針ごとに針がぶれると言いますか、ある程度の勢いも必要な様です。
一番ゆっくりより少し早い目の回転で、最初の一針を布地に刺した所から縫い始めると6枚でも縫えるようです。
かなりミシンに無理が掛かる感じなので、頻繁には縫いたく無いですね。
ついでですので、高速直線専用ミシンのコスチューラでも縫ってみました。
http://www.janome.co.jp/products/sewing_machine/normal/images/h2_780db.jpg
コスチューラ重ね縫い.wmv
流石は直線専用ミシンです。
12枚重ねでも余裕で縫えちゃいます。
7700はパワーは有りますが家庭用ミシンでジグザグも縫えるように成っていますから、針が左右に振れます。
硬い所にあたった時に、完全に針が固定されていませんからブレで縫えなく成るのかな?
コスチューラは直線専用ですので針が固定されていて左右にブレは出ませんから力が真っ直ぐにかかるから余裕で縫えるのかな?
洋裁をする方が、家庭用のジグザグミシンじゃ無く、直線専用ミシンとロックミシンを使う理由が良くわかりました。
ところでこの勝負・・・
どっちが勝ったでしょう?