高校卒業して車の免許は親が取らせてくれましたけど、私は車よりバイクに乗りたかった。
車は家に有ったトラックや、ジープに乗ればそれで良い。
仕事帰りのトラックで教習所に通って、私はバイクの中型免許を取りました。
今は限定解除の大型免許も教習所で取れますが、その頃は教習所で取れるのは400CCまでの中型免許。
大型に乗りたかったら試験場に直接行って、合格率がめちゃ低い実地試験を受けて合格するしかない、そういう難しい中でも、山形の試験場は日本一難しくて合格率が低いって言われてましたから、私に合格できるはずがない。
本当はナナハン(750CC)とか1000CCとか、スズキのカタナに乗りたかったのだけどね。
免許も取れないし、1100CCのバイクを買う金も無かったから、トップの写真のGSX400Fを買って乗っていたのでした。
車を買わずにバイクを買ったので、雨でもバイクで出かけるしかないって事も有って、バイク用の合羽を買って着てました。
本当は革ツナギ欲しかったけど、やっぱり高いので合羽だけどライディングスーツ代わりに着ても良いってカタログには書いてあったっけ(笑)
その40年前くらいに買った合羽を物置から引っ張り出してみました。
物置の袋の中でボロボロに成っているのでは?って思いましたがまだ使えそうです。
ジャパンスピードって一応メーカー品でmade inJapan。
あんまり使った事のない付属のブーツカバーやグローブカバーも綺麗です。
畳んでセローくんに積んで置きます。
最後に着たのは14年前でした。
セローくんは私の6台目、カブを入れたら7台目のバイクですが、1台目のGSX400Fからずっと残ってて使えるのはこの合羽だけの様です。
この感じならあと10年くらい?
バイクに乗れなく成るまで合羽はこれで間に合いそうです。