今年41冊目の活字本です。
以前読んだ、『ひなた弁当』って小説の作者の山本甲士さんの小説です。
『ひなた弁当』はリストラされた中年男が、キクイモとかドングリとか、釣った魚で弁当を作って売り出して、やがてチェーン店の弁当屋の社長に成る。って話でした。
『ひかりの魔女』は真崎家に同居することに成ったひかりばあちゃんが、色々と奇跡を起こす。
魔女だから、何か魔法を使うのか?って思ったけれど、ばあちゃんは普通に暮らしているだけ・・・
普通にというか真崎家と一緒に食事を採るけれど、ばあちゃんのご飯は七輪に火を起して釜で炊き、蕗とか野草を摘んで来て佃煮にしたり、貰ったイワシでぬか味噌炊きを作ったりして食べている。
余分な食品添加物とかを使わない、昔ながらの料理をしているって所は、ひなた弁当と同じかな?
真崎家は、色々と問題も抱えている。
長男の光一は浪人で妹は非行に走りかけている、母はパート先がつぶれそうで、父はリストラされようとしている。
ひかりばあちゃんはその昔、書道教室の先生をしていて何十年も前の事なのに生徒たちからは今でも愛され恩人と思われています。
ばあちゃんは何でこんなにもみんなから愛されているのか?
そして愛されているばあちゃんが奇跡を起こして真崎家の問題を解決に結びつけていく。
奇跡を起こすと言っても、魔法を使う訳ではない。
普通に、当たり前にひかりばあちゃんは生きているだけなのですが・・・
普通に当たり前にってのが、今は難しい時代だったりするのですが・・・
普通に、当たり前のことをして生きているだけで、人を幸せにして自分も幸せに成れるって、ある意味、すごい魔法なのかも知れませんね。
こっちにも自分で釣った魚で寿司屋さんやってる知り合いが居るのよ
だからマグロ無し(笑)
殆どが巻物
畑もやってるからかっぱ巻きがメイン
どんだけ〜❢
でも予約なきゃ入れない
いつも満員なんだよ
マグロの無いお寿司屋さんてことで。
そんな人間になりたいなと思ってしまいました。
私はご存知の通り漫画だらけです(^屮^)
なかなか、そこも難しい時代になりました。
41冊目が心温まる作品で良かったですね。
次につながります(*´▽`*)
姑息にズルくの人が大儲けしている・・・
自民党の裏金問題、ダイハツの不正・・・
なんか嫌に成っちゃいます。