急に動かなくなって電源も入らなくなったと修理依頼を頂きました。
ジャノメ カデット5200
1997年11月発売、発売当時現金価格175000円の文字縫いも出来るコンピューターミシンです。
電源が入らない、電源が入っても動かないのは大体ヒューズ切れです。
このミシンのヒューズは後ろのカバーを外して回路ケースの中にヒューズが有ります。
目視じゃ解りにくいですが、テスターで確認するとやっぱり切れていました。
交換したら修理完了・・・
と、思ったらヒューズ受けがなんか変。
経年劣化でヒビが入ったか?
ヒューズ受けは交換できないので、ハンダ付けして補強して何とか正常にヒューズが収まりました。
受けが緩くてスパークしてヒューズが切れたのだと思います。
これで直ったべ?と組み立て直して電源入れて見ましたら、ちゃんと電源入って動きましたけど、速度コントロールが出来なく成ってました。
前カバーも開けてミシンの開きです(笑)
前カバー側の基板を外して、単にスライドボリュームのフックが外れていただけ?と思いまして組み直したけどダメです。
接点復活材かけて掃除しました。
全部組み上げてからの動作確認じゃ効率が悪いので基板だけ組み付けて動作確認。
どうやらまともに動くように成りました。
組み立て直して試し縫い。
問題の速度コントロールも正常に成りましたし、縫い目も問題なく綺麗です。
お客様にも喜んでいただけて良かったです。
私も久々に手間のかかる修理で楽しかった~♪
バラしたり組み立てたり大変でしたね。
私ははんだ付けの道具はまだ持ってないんですよ。やっぱり持ってた方が良さそうですね。
お疲れ様でした~~~。
楽しいなんて~~~
流石、職人!!!
やっぱりコンピューターミシンは血管も多いですね~👍️
本領発揮ですね。
除雪で鍛えたエネルギーを、仕事に発揮してください。(関係ないかな? 😊)
応援してます。
回転式は密閉されていますが、スライド式は抵抗体が露出しているためほこりや汚れに弱いです。おまけに出っ張りが低いので操作しづらくイライラします。
電子ミシンの模様選択ダイヤルのように、前面に大きな丸い速度調整ボリュームを付けた方がずっと使いやすいと思いますが、やはりデザイン優先なのかなあ?
ハンダ付けしないと直らないレベルのは買い替えて欲しいんだけどな~(笑)
当然ながら、私も買い替えはおすすめしましたよ~
修理代よりその方が儲かりますからね。
初めてのお客様でしたので・・・
年式から行って次は買い替えをお勧めします。
信用して頂けましたので、紹介もしていただけそうです。