tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

お茶会で茶筅を振って・・・

2016-10-23 18:20:48 | 茶の湯
10月23日(日)
朝から薄曇りでしたが、過ごしやすい一日でした。と、云いましても今日は一日中室内から出ることなく、茶筅の振り通しでした。
一日中立ちっぱなしでしたので、腰が痛くなってしまいました。

余りの忙しさに、一枚の写真すら撮ることが出来ませんでしたので、今日は写真がありません。

   
   ツキヌキホトトギス

昨日から咲き始めたホトトギスです。
あまり背丈も伸びませんので、隠れるように咲いておりました。

   
   ヨシノソウ

この花も珍しかったので買って育てておりますが、花が余り小さく地味ですので、花入れに入れても分からないような花です。
それでも、今の花の無い時季に咲きますので助かっております。

さて、今日のお茶会ですが、お天気が良かったためなのか、大勢のお客様で賑わい,どこのお席も行列ができておりました。
私共の席も、400名近いお客様でした。

いささか疲れました。
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茶会の準備で・・・

2016-10-22 16:35:25 | 茶の湯
10月22日(土)
朝の陽射しも時間の経過とともに雲が広がり、夕方には何だか怪しくなってまいりました。
今日は、明日開催されるお茶会の準備に行って参りました。

私共が席を持つわけではありませんが、会場作りのお手伝いです。

   
   やっと完成

男手が欲しいという事ですので、学生を連れていってみましたが、何しろ大勢がおりますので、学生達の出る幕はありませんでした。
学生達もおばさんパワーにビックリです。

裏千家の受け持ちは、立礼という事ですので、御園棚を使ったお席になりました。
芸術祭参加行事という仰々しさですが、何だか看板倒れのような雰囲気です。

それでも、お茶券は全部さばけているそうですので、お天気が良ければ大勢のお客様お出でになりと思います。
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柿の葉餅は・・・

2016-10-20 18:19:49 | 茶の湯
10月20日(木)
朝から異常な気温の上昇です。
今日はストレッチ教室の申込日ですので、行って来ました。

私が着いた時は、すでに200名くらいの長~い列ができておりました。
ストレッチ教室を確保して自宅に戻り、来月の下旬に開催されるお茶会のお菓子を頼もうとお菓子屋さんへ、ご主人と相談しながら、あれこれ見せて頂いて決めて来ました。

   
   お菓子

お菓子屋さんが、今だけのお菓子だという「柿の葉もち」を「ぜひ食べて見てください」と持たせてくれました。
仕事の合間に頂いて見ると、柏餅の様に柿の葉で包んであるので、柿の程良い香りがいたします。

餅には柿が練り込んであるので、甘い柿の香りと甘さがあり、中の漉し餡とよく合って美味しく仕上がっておりました。

   
   点茶盤

昼食を済ませてから、来月のお茶会のために点茶盤を出しました。
会場が畳ではないという事ですので、今回は点茶盤を使う事に致しましたが、出したりしまったりがかなり大変ですので、終った後の撤収が心配です。

   
   出窓

点茶盤を出しながらの出窓です。
強い西日が当たり、障子に木々の葉が影となり揺れておりました。
仕事をしながら、時々手を休めては見ておりました。

箱から出して、あっちだこっちだなど云いながらやっておりましたら、すでに日が暮れて暗くなり始めておりビックリです。
今日みたいな暑さは異常です。


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茶会の後で・・・

2016-10-16 18:45:56 | 茶の湯
10月16日(日)
朝から快晴、秋の深まりを感じます。
今日は茶友が釜を掛けましたので行って来ました。

お願いすれば撮らせてくれますが、写真は失礼たしました。

   
   茶会が終って

素晴らしい道具が並んでおりました。

お道具組です。
床   鵬雲斎大宗匠筆 秋露白如玉
花   カワラナデシコ・白花サクラタデ
花入  青磁耳付鶴首               時代
香合  琵琶  鵬雲斎大宗匠箱          清鵬造
風炉先 坐忘斎好「祥寿」在判          吉兵衛造
風炉釜 鵬雲斎好 唐銅朝鮮風炉千歳釜       浄心造
棚   淡々斎好 「菊寿」鵬雲斎在判       喜斎造
水指  鵬雲斎箱 「竹の絵」          善五郎造
薄器  仙叟箱「再来」鵬雲斎在判箱      三代宗哲造
と云うお道具でした。

お茶碗など素晴らしい物ばかりでしたが、後のお道具は省略させていただいて、ご想像いただければと思います。


   カフェテラスで

久し振りのお茶会でしたのでちょっと疲れました。
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道具の出し入れは・・・

2016-08-23 17:42:36 | 茶の湯
8月23日(火)処暑
台風一過晴天です。
朝から抜けるような青空が広がっておりますが、夕方は雷を伴った強い雨だと予報されております。

今日は、ストレッチの申し込みの日でしたので、行って来ました。
毎度のことですが、200名もっといるかも知れませんが大行列です。

   
   水指

昼食を済ませてから、夏の道具を仕舞始めました。
のんびりとした日は何日あったでしょう。
余すところ一週間で夏休みも終わりです。

   
   鵜籠

花のたくさんある時は、この花入れが大活躍ですが、そろそろ鮎もおわりでしょうから、鵜籠もしまいます。

   
   葉蓋水指

今年は、梶の木も大きくなったので、大学でも自宅でも充分すぎるほど使う事ができました。

   
   平茶碗

平茶碗も夏の茶碗ですので仕舞う事に致しました。
こうして季節ごとの道具を出したり、仕舞ったりを繰り返していると、一年なんてあっという間に終わってしまします。

今このブログを書いている時に、傘など全く役には立ちそうもないような、もの凄い雨が降っております。
最近の天気予報はよく当たりますから・・・

今日は処暑、暑さも少しは和らいでくるでしょうか。
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お茶室は落ち着いて

2016-08-06 18:10:42 | 茶の湯
8月6日(土)
暑い日が続いております。
朝からエアコンはフル稼働です。

今日は先日作陶に同行した留学生のパブロ君が、出来上がった自分の作品を取りに来るという事で、準備をしておりましたが、急用ができて来られない事になってしましました。

彼は8月で留学が終了して8日には帰国するという忙しさですので、いろんな用事が重なってしまったのでしょう。

   
   花

花は、我が家の庭の花で、イトススキ・ミズヒキ・ヤブミョウガの3種です。
何となく久しぶりのお茶室風景になりました。

お客様は見えなくとも、せっかくきれいにしましたので、お菓子を頂き、一服頂戴いたしました。

   
   床の間

夏にはどなたもが掛ける「滝・・・」の軸です。
我が家では、今シーズン掛ける時期を逸してしまいましたので掛けて見ました。

何かやっと何時もの夏・・・そんな気がいたしました。

   
   一服

昼食を済ませてから、一服を頂きました。
やはりお茶は、落ち着いたところで、落ち着いて頂くのが一番美味しく感じられます。

でも、そんなのんびりしているわけには行きませんで、近づいた合宿の準備を始めなくてはなりません。
今年は場所も変わりましたので、どんな割り振りをして行くかが頭の中でくるくると回っております。
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「上り羊羹」は・・・

2016-05-29 18:16:07 | 茶の湯
5月29日(日)
少し動くと汗ばむようでしたが、この時季としては爽やかな一日と云えます。
今日は朝から覚悟を決めて、やっと衣替えができました。

衣類を分類しながらですので、時間はかかりましたが、どなたもしている事だと思います。

   
   三時

お茶道具も入れ替えをいておりましたから、午後三時、やっと先が見えて来ましたのでひと休みです。
美濃忠の「上り羊羹」を頂き、そして一服です。

水羊羹のような感じですが、口にいれれば違いは直ぐに分かります。
口に入れると舌にまとわりつくような食感と優しい甘さが本物の味を感じさせます。

柔らかな弾力と粘り気がありますので、包丁では切りににくいので、専用の糸が付いております。

   
   一服

分厚く切った「上り羊羹」を二切れペロリと食べて、頂いたお茶は、今日の疲れをいっぺんにどこかへ連れ去ってくれました。
この「上り羊羹」は、尾張徳川家御用のお菓子でしたので「お上のお召し上がる羊羹」と云う意味で名付けられたそうです。

送ってくれた友人に感謝!!









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淡交タイムスで・・・

2016-04-11 18:06:39 | 茶の湯
4月11日(日)
春の嵐です。
もの凄い風が吹いております。
今頃の風は、芽吹いたばかりの柔らかな新芽にとっては大敵で、我が家の野草棚も強い風が吹き抜けておりますので心配です。

今日は月曜日ですので、ストレッチに行って来ました。

   
   淡交タイムス

今月の淡交タイムスです。
大徳寺聚光院の枡床席は重要文化財に指定されているお茶席です。

巻頭でお家元が「素直な心」と云うお話を書いておられます。
その中に、ある格言と前置きして、

 人間だけが赤面する生き物である
 そして、人間だけが赤面するようなことをしている生き物である。

これはある意味で人には知性があるということ、そして、そのために恥ずべきことをしてしまう、そういうことでしょう。
と書いておられます。

読み終わってから、普段は中々考えない事ですが、そういえばそうだな・・・何となく納得させられました。







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桜まつりでお点前を・・・

2016-04-03 17:55:33 | 茶の湯
4月3日(日)
今日は曇りと云う予報でしたが、青空が広がり初夏のような暑さでした。
そんな中、桜まつりが開催されましたので、学生を連れてお手伝いに行って来ました。

満開の桜に誘われてもの凄い人の出でした。

   
   野点席

この、お茶席は、友人が20年くらい前から始めたものですが、始めの頃は、いくら誘っても手を横に振って中々入ってくれなかったそうです。
ところが、今は開始前から長蛇の列です。

一席に最高が70人は入れるように、椅子が用意されておりますがいつもいっぱいです。

   
   学生も

学生もお点前をさせていただきました。
お手伝いですので、お点前をやらせていただけるかは分かりませんでしたが、一応準備だけはして行きました。

こうした機会も中々ありませんので、学生には良い経験になった事だと思います。
学生達は最初からずっとお運びをしておりましたので疲れた事だと思います。

私は水屋でひたすら茶筅を振っておりました。
私も疲れました。
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寿扇をやっと・・・

2016-03-28 17:29:53 | 茶の湯
3月28日(月)裏千家利休忌
お天気は下り坂で、西の方から雨が降るそうです。
今日月曜日はストレッチ教室で、昨日の疲れがまだ抜け切ってはおりませんが、出かけて行って良い汗をかいてまいりました。

   
   寿扇

今頃になって、昨日も話題になりました寿扇ですが、開いて直ぐに読めた方は少ないようでした。
私も直ぐには読めませんでしたが、一文字ずつでも打ち込めばネットが教えてくれる時代ですが、物知りの先輩が、丁寧に分かり易く教えてくれました。

   
   分かり易く

読めない、意味が解らないという私たちの為に、寿扇、牧谿の三幅、そして解説を一枚にまとめてくれました。
これならだれが見ても直ぐに分かります。

何でも教えてくれる先輩に感謝です。

   
   貝母

貝母が我が家でも咲き出しました。

昨日のお茶会もたくさんの花が飾られておりましたが、この貝母が一番多かったと思います。
ユリ科バイモ属の半蔓性多年草で原産は中国だそうで、球根が貝に似ている事から命名されたと云います。

球根から鎮咳・解熱・止血などの効用があるそうですが、副作用もあるとか・・・


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